2017年9月23日 13:00
等身大女子から若きママまで!フランスの新星ポーリーヌ・エチエンヌ、飛躍の3作品
という少し憂鬱な表情をみせている。健康的なふくよかさがありつつも、小顔と白い肌で儚げ表情をつくるポーリーヌが、キュートでほほえましい。
■助産婦の主人公が世話をする妊婦セシール
12月公開『ルージュの手紙』
地味ながら真面目に生きてきた主人公の助産婦(カトリーヌ・フロ)が、30年ぶりに血の繋がらない母(カトリーヌ・ドヌーヴ)と再会することで人生の歓びに気づく、ヒューマンドラマ。ポーリーヌ演じるセシールが登場する出産シーンは、マルタン・プロヴォ監督の、自身の誕生時に起こった実際のエピソードを反映しているとあって印象的な出産シーンとなっており、このたび到着した場面写真では、出産直後のホッとした表情と生まれたばかりの赤ちゃんへの母性がにじみ出ている。生命力にあふれた未来を見つめる光を瞳に映し出し、演技の幅を感じさせている。
■老齢の映画俳優の元妻ジュリエット
2018年1月公開『ライオンは今夜死ぬ』
南フランスの屋敷で地元の子どもたちと映画撮影をする老俳優ジャンが、かつてそこで過ごした元妻ジュリエットとの思い出を反芻するうちに、彼女との関係性が明らかになっていく。諏訪監督が、『大人は判ってくれない』などのフランスの名優ジャン=ピエール・レオを主演に迎えたヒューマンドラマで、ポーリーヌは若き元妻を演じる。