【シネマモード】『エタニティ』トラン・アン・ユン監督の独創的な想像性の源は?
人生において、いろいろな選択はありますが、それは残酷ではありますがある意味で真実。女性活動家たちが、どう言うかは気にしません。世界は、子どもなしには続かない。家族の永遠性を描いたこの作品では欠かせない考えなのです。
――今後の予定は?
いくつか考えているプロジェクトはあります。妻とは違う人を愛することで、妻への愛をより深めてく男の物ラブストーリーや、村上春樹の小説にインスパイアされた日本が舞台の物語。これらのストーリーは、成熟しすぎていると言われていて、あまりまだ進んでいません。中国のハッカーたちの物語や、フランスを舞台に料理の喜びを描いたものなど、ほかにもいろいろあります。
それにしても、どうして投資家たちは、『映画を作りたい?はい、製作費』といって、ぽんと予算をくれないのだろう。早く作りたいのだけれど(笑)。
(text:June Makiguchi)
■関連作品:
エタニティ永遠の花たちへ 2017年秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
(C) Nord-Ouest
永尾柚乃、ミキ亜生&昴生登壇『ライオン・キング:ムファサ』大ヒット記念イベント開催