【インタビュー】「シカゴ・メッド」3人の医師が語る…医療ドラマが共感を得る理由
のだとか。しかも「どういうわけか、ドラマに出てくる役者の中で僕が一番多くの血を顔に浴びているんだ」と、劇中のクールさとはまた違う恨み節(!?)も打ち明ける。
さらに、現地シカゴで撮影することにより、「ドラマの雰囲気がかなり深まった」とトーリーは言う。「お互いに頼り合って仲間意識とモラルを迅速に築けた。シカゴはまさに私たちのドラマの主役なの。とても重要な役割を果たしているわ。シカゴで撮影したことで、ドラマの雰囲気は本当に高まったわ」と、言葉に力を込めている。
そんな本作をはじめ、大人気の“シカゴ”シリーズを生み出したのは、「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー」シリーズで知られるヒットメーカー、ディック・ウルフ。
コリンは、「視聴者の観たいものに対する勘がディックにはある」と分析する。「『シカゴ・ファイア』に始まって、『シカゴP.D.』が加わり、今回は『シカゴ・メッド』が追加され、さらに『Chicago Justice』(原題)がこれから放送される。この手のマーケットには可能性があるってことをディックは本質的にわかっているんだ」。
「みんなを代弁して言うけど」と言葉を続けて、「彼の世界の一部になれたことはとても光栄なことだね。