くらし情報『『ジャスティス・リーグ』首位デビュー、日本でアメコミ映画が響いた理由とは?』

2017年11月28日 15:00

『ジャスティス・リーグ』首位デビュー、日本でアメコミ映画が響いた理由とは?

豪快で茶目っ気もあり、実は繊細な(?)アクアマンは素のモモアそのものらしく、早速“モモアマン”と名づけられている。サイボーグのレイも、エズラとの来日で息の合ったところを見せてくれたが、劇中で若い2人が「やったぜ!」とばかりに拳を合わせるシーンにはグッとくる。

そんな個性が濃すぎる彼らが、実はそれぞれに大きな喪失感を抱えていることは、チームとしての結束力をいっそう高めているように思える。

幼いころに両親を亡くしたバットマンは、前作の戦いでスーパーマンを失い、自責の念にかられている(その悲しみはロイス・レインも…)。「リッチ」なことが“特殊能力”ではあるが、バットスーツの下は満身創痍。また、ワンダーウーマンは最愛の人スティーブ・トレバーを亡くしてから、100年も(!)殻に閉じこもり続けてきた。フラッシュも母親を亡くし、刑務所にいる父親の無実を晴らすために奔走している身。サイボーグも自らの肉体とともに夢や生きる目的を失っていた。


それぞれが唯一の、圧倒的なスーパーパワーを持った超人であるのに、なんて人間くさいこと。それでいて、いざ闘うとなれば、ダイナミックで観るも楽しいアクションを見せてくれるのだ。

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