2018年2月16日 14:47
吉沢亮、初めての国際映画祭にも動じず「楽しい経験をしているな、と」
すごく注目していただけているなと。ベルリンの人たちの反応(はすごく大事)。ここから世界にその反応が拡がっていくんで、すごく楽しみにしてます」とベルリンの人々がどのような感想を抱くのか待ちきれない様子だった。
公式上映が行われたのは、メイン会場の近隣にあるCinemaxx(シネマックス)。映画は、21時の回、21時15分の回、21時30分の回と異例の3スクリーンで上映され、595名、278名、300名を収容する会場は全て満席という盛況ぶり。
上映前に登壇した行定監督は「皆さんこんばんは」とまずはドイツ語で挨拶。続けて、「ベルリンに呼んでいただいたのは、今回で5回目ですが、まさかのオープニング作品に選ばれるとは思ってもいませんでした。本当に感謝しております」と映画祭に感謝の意をコメント。
本作について、「舞台は1994年の東京です。翌年の1995年の日本では大きな地震が神戸で起こり、東京ではオウム真理教という宗教団体が『地下鉄サリン事件』というテロ事件を起こし、この時期は日本の変革の時期でした。ある意味、この変革の時期、新しいカオスともいっていい時期の前夜に少年少女がどんなことを考え、どんなことをしていたかをこの映画は語っています」