『BLEACH』撮影現場に潜入!福士蒼汰の気合いみなぎる「ただのアクション映画にしたくない」
手にすると、架空の記事が書かれており、作品のためにわざわざ作った新聞の切れ端とのことだった。果たして、映るのか、映らないのかもわからない細かい部分、美術部のこだわりに、佐藤組の真髄に触れた気がした。
そうこうした撮影の合間、福士さんと佐藤監督がにこやかに取材に応じてくれた。『図書館戦争』シリーズ以来となる佐藤監督とのタッグについて、福士さんは「一緒にやらせていただいたことがあるので、“佐藤監督の雰囲気、あのチームでやっていくんだ”と、すごく安心感がありました。現に、撮影に入ってみて、メイク部、衣装部、撮影部と、全てのチームが“いい作品を作ろう!”と、前を向いている気持ちが強いので、自分も負けずに妥協できないと思いながらやっています」と、強い意思で答えた。
そんな福士さんの想いを受け取るように、佐藤監督も「一護が死神という姿になって戦うのは、一見、突拍子もなく、フィクション性が高いので、どうやっていくかを結構話しました。けど、最初のカットを撮ったときに“あれ、一護だ…!”と思ったんです。すごくいいなと思いながらいまも撮っていて、僕のほうがすんなり入っていけました」と福士さんの佇まいを絶賛。