2018年8月15日 07:45
“国宝級”永遠の愛されキャラ、岡田将生の魅力に迫る
それが10年以上経ったいまも損なわれていないのだから、これは本物だ。しかも、岡田さんの愛されキャラぶりには瞬発力がある。出演作の舞台挨拶、テレビ出演など、決して長くはない時間の中で確実にエピソードを残す岡田さん。かわいらしさの漏れ様が、もはや天才的だ。
もちろん、かわいらしい人、いじりたくなる人は男女問わず世の中にいくらでもいる。岡田さんが岡田将生として魅力的なのは、真摯な俳優活動あってこそだ。かつて「セーフティなところにばかり行っても仕方がない」と語っていた岡田さんは、その思いを胸に走り続けている。一度目にしたら忘れられないほど印象的な容貌ではあるが、それぞれの役になりきる姿は岡田将生であって、岡田将生ではない。
あんなにもクズな“伊藤くん”だった人が次の瞬間、「声が出ない!」とジタバタしていたらどうだろう?変幻自在な俳優の岡田さんと、変わらない魅力を持ち続ける岡田さん。彼は究極のギャップ男子なのだ。
(text:Hikaru Watanabe)
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©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
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