2018年9月1日 09:00
『SUNNY』で見る、90年代のまぶしすぎる青春と音楽の数々
が贅沢に使用されている。
広瀬さんら演じる、90年代のキラキラしたサニーたちの姿、そしてそれとは対照的な、それぞれに問題を抱える篠原さんら20年の時を経た現在のサニーたちが映し出され、涙を流す場面も見ることが出来る。大根監督得意の鮮やかな演出とのコントラストが、より作品を魅力的なものに仕立て上げている。
■“写ルンです”で撮影されたメイキングカットが公開!
90年代に流行した音楽やファッションをきらびやかに散りばめた本作なだけあり、印象的なメイキング画像が公開されている。
当時の女子高生カルチャーを代表するフィルムカメラ“写ルンです”で撮り合うシーンが本編に登場するが、メイキング画像はそのときにキャストたちが実際に撮り合ったもの。レアなオフショットとなっており、独特なフィルムの味わいを持つ“写ルンです”で切り取られた高校生サニーたちは、まさに90年代を生きるコギャルそのものだ。
クランクイン前に「コギャル講座」を受けて90年代を学び、撮影現場でも元コギャルの方々に「コギャル指導」をされたという彼女たち。ルーズソックスやショップバックなどのアイテムはもちろん、肌や髪の色、眉の細さなど気合いの入ったコギャルを完コピし、見事に90年代の空気感が漂っている。