ディカプリオの再来!? 若手俳優デイン・デハーンの鬱屈した美貌を君はもう体験したか?
初主演映画となった本作では、超能力少年の1人・アンドリューを演じている。
期せずして超能力を手に入れた彼らは、些細ないたづらをエスカレートさせていき、ついには大きな事故を引き起こす。それをきっかけに精神の均衡を失っていくアンドリューを、デハーンは繊細な演技で瑞々しく体現。ある種の闇を感じさせながらも、鬱屈した美しさを宿したその表情には胸がキュンとしてしまうはず。
『アメイジング・スパイダーマン2』…妖しい魅力を放つ薄幸のヴィラン
またデハーンの出世作ともいえるのが、アンドリュー・ガーフィールドと共演したマーク・ウェブ監督作『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)。ニューヨークの治安を守るため、スパイダーマンとして活動するピーター・パーカー(ガーフィールド)の前に、次々と強敵が現れる本作。デハーンは後に邪心と狂気に蝕まれていくピーターの旧友ハリー・オズボーンに扮している。
突如2000億円の巨大企業のTOPに立つことになった若き後継者として、足元をすくおうとする幹部たちをけん制するハリー。
御曹司としてのプライドと亡くなった父親への葛藤を抱えるハリーを演じたデハーンの妖しい魅力に目は釘付けに。