ディカプリオの再来!? 若手俳優デイン・デハーンの鬱屈した美貌を君はもう体験したか?
は、修道院から若くて美しい娘ソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)を妻に迎え、後継ぎ作りに励んでいた。
当時、富裕層は“絵画”と“チューリップ”にその財を投資。そして妻を溺愛するコルネリスは、美しい若妻の肖像画をデハーン扮する将来を嘱望されている画家ヤンに依頼する。
本作でデハーンは、若妻の美しさを絵画として表現し尽くそうとする画家としての鋭い眼差しと、ソフィアへの激しい恋心を瞳の奥にくすぶらせた“苦悩する”肖像画家・ヤン役を熱演している。ヤンを演じるにあたり絵画教室にも通ったというデハーン。残念ながらその画力はまだまだ“伸びしろ”があるようだが、コルネリスの目を盗み密会を重ねるソフィアとヤンの官能シーンでは、絵画のごとく美しくもなまめかしい姿を惜しげもなく披露している。
画家としての将来も捨て、愛に生きたヤンを情熱的に演じ切ったデハーン。作品ごとに幅を広げていく卓越した演技力と、年を負うごとに深みが増していく鬱屈した美貌をこの機会にぜひ体験して欲しい。
(text:足立美由紀)
(text:Miyuki Adachi)
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