くらし情報『ピエール瀧出演『麻雀放浪記2020』ノーカット公開決定、白石和彌監督「バカヤロウとしか言いようがない」』

2019年3月20日 10:05

ピエール瀧出演『麻雀放浪記2020』ノーカット公開決定、白石和彌監督「バカヤロウとしか言いようがない」

と話し、一拍あけ「事実、こういうことが東映にあるとは思っていませんでしたので…一瞬、当事者になったとき、かなり私も悩みました」と背景を明かす。白石監督も「議論なく一様に決まったかのように、蓋をしてしまうようなことはよくないんじゃないかと思います。作品それぞれで、上映できないのが特例であってほしいのが願いです」と持論を展開した。

さらに、こうした人物が登場する過去作についても白石監督は「過去作まですべて選択の余地がないようにするのは、さすがにどうだろうというのはあります。世に作品を放って、公開も終わって残っている状態であれば、見るか見ないかはユーザーにゆだねるべきだと思います」と意見を述べ、「過去作まで一律でなくすのは、文化にとっての損失だと思うので、そろそろガイドラインなり、作るべきかなと個人的には思っています」と語った。

映画『麻雀放浪記2020』は、『孤狼の血』で本年度日本アカデミー賞を席巻した白石監督と、脂の乗っている実力派俳優・斎藤工が初タッグを組み、禁断の未来2020年の日本を暴いたセンセーショナル・コメディ。1945年の戦後から2020年の戦後に突然やってきた坊や哲(斎藤さん)

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