くらし情報『映画館が女子だらけ!『愛がなんだ』満席・立ち見 ・リピーター続出のワケとは?』

2019年5月13日 07:45

映画館が女子だらけ!『愛がなんだ』満席・立ち見 ・リピーター続出のワケとは?

そんなキャラクターたちを見事に体現した俳優陣とキャスティングの妙も注目の的だ。

恋愛至上主義というより、“マモちゃん至上主義”の主人公・テルコ役を演じた岸井さんは、大河ドラマ「真田丸」や朝ドラ「まんぷく」などで映画ファン以外にも知名度を上げてきた実力派。とりわけ今回は、「まんぷく」で姉妹役を演じたばかりの深川さんとの共演で興味を引かれた人も多いだろう(撮影は本作のほうが先)。

「岸井ゆきのさん、可愛かった」「平成のアデル(『アデルの恋の物語』)とも言える怖さを岸井ゆきのの可愛さが浄化」「こんな形の愛もあるのかと切なくなった。尽くしまくるテルちゃんかわいかった」「見た事あるもん…あんな顔、こんな顔、と思えるくらいに岸井ゆきのと成田凌が上手い」など、マモルへの執着が危ういほどのテルコがどこか愛しく、切なく見えるのは、岸井さんが醸し出す親しみやすさや日常性があればこそ。

また、都合よくテルコに接しながら、卑怯なほどの色気で観客をも魅了する成田さんは、「サイテー男の無自覚の酷さを観客の皆さんと共有したい」と事前に語っていたが、その期待を裏切らない彼史上最高のハマリっぷり。放っておけないだらしなさやダメさ加減、罪深い優しさと自惚れ、すべてに説得力を持たせており、「成田凌が好青年の役なのかなと思ってちょっと不安だったが、実際にはいつものクズな役だったので安心した」

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