くらし情報『【インタビュー】香取慎吾×白石和彌 アイドルではない“見たことのない姿”を引き出す』

【インタビュー】香取慎吾×白石和彌 アイドルではない“見たことのない姿”を引き出す

“監督”と捉えているから。三谷(幸喜)さんとか阪本(順治)監督と同じで、“監督”としか思っていなくて、年齢が近いからということは、いままで考えたことがなかったですね」。

白石監督、香取慎吾は「作り手に近い方」

2人は本作が初顔あわせ。香取さんは「僕は監督のことを知らないまま、『日本で一番悪い奴ら』を観ていて。ご一緒できると聞いて『凶悪』を観て、ヤバい監督だなと(笑)。初めて会う日に映画館で『孤狼の血』を観て、もうどんなに怖い監督かと思ったら、会った瞬間に『いつの日か、香取さんと仕事をしたかった』と最初に言ってくれたので気持ちがほぐれました。こういう作品を撮ってきた監督が『僕とやりたい』と言ってくれて、この始まり方は何かいい化学反応になるんじゃないかと、その瞬間に思えました」。

白石監督は香取さんについて「もちろん、スーパーアイドルという認識がまずあって。
世代的にもずっと僕たちは、香取さんたちを通していろんなことを見させてもらい、経験させてもらってきた。香取さんはアーティストとしての側面あったので、エンターティナーであると同時に作り手に近い方だろうなという印象もありました」と言う。

「出演作も拝見していましたが、まず“アイドル”という認識が大きくて。

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