くらし情報『山崎賢人、色気ある無精ひげ姿…松岡茉優と又吉直樹原作「劇場」映画化』

2019年7月16日 07:50

山崎賢人、色気ある無精ひげ姿…松岡茉優と又吉直樹原作「劇場」映画化

Photo by cinemacafe.net

作家・又吉直樹が芥川賞受賞作「火花」より前に書き始めていた恋愛小説「劇場」を、主演・山崎賢人、ヒロイン・松岡茉優で映画化。監督を行定勲がつとめ、2020年に公開されることが決定した。

「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」と又吉氏が語る、「火花」に続く2作目は、劇作家を目指す主人公・永田と、彼に恋し必死に支えようとする沙希の、生涯忘れることができない7年間の恋を描いた恋愛小説。

監督を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』など、時代ごとに恋愛映画のマスターピースを贈り続けてきた行定勲監督。恋愛における幸せと背中合わせのどうしようもない葛藤や矛盾を真っ向から描く撮影が現在も進んでいるという。

脚本は2009年「まほろば」で第53回岸田國士戯曲賞を受賞し、行定監督とは『ピンクとグレー』(2016)に続き映画では2作目のコンビとなる蓬莱竜太。20年に渡り、自身の劇団の作・演出を手掛け続けてきた蓬莱だからこそ表現できる、若き劇作家の苦闘の日々を書き上げている。

主演を務めるのは、興行収入56憶円を突破した『キングダム』の大ヒットの記憶も新しい山崎賢人。
人生初のひげを生やしたという山崎さんは、演劇に身も心も捧げながら、実生活では社会や周囲の人々とうまく協調できない不器用な青年・永田を、撮影前に何度も監督とエチュードを重ね役を作り上げたといい、これまで目にしたことのない表情で挑んでいる。

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