【インタビュー】指原莉乃×山里亮太「こんな幸せな人生はない」エンターテイナーたちのお仕事論
とかなってたら…って、「OK」と言われる前の間の台詞を考えちゃうんですよ(笑)。
指原:めちゃめちゃわかります!表情とかも見ちゃいます。自分としては本当に精いっぱいだし、一生懸命だし、ちゃんとやっているつもり…ですけど、「合っています…?」みたいな感じでした。
山里:最後に、「自分の声を聞いてみてどうですか?僕たちはOKですけど、もし録り直したいところがあったら全然言ってください」と言われるんです。でも「録り直したい」と言えるほどわからないし、「大丈夫です」と言うのも調子に乗ってると思われるんじゃないか…って。
――すごく気を遣われるおふたりの性格が出ていますね(笑)。声入れ終了後は、どんな思いでしたか?
山里:クッタクタでした…。終わった後は、もう1文字も出ないってくらい。
かなりハイテンションな役なこともあり、ぐったりでした。監督たちが、自分の意思では搾り出せないくらいの精魂を出せる空気を作ってくださったからこそ、できたと思います。
指原:そうですね。私も終わった後、酸欠のようになったというか、唇がしびれるような感じさえして。緊張と興奮と、全部が混ざって、初めての経験でした。
――ここまで愛される『ONE PIECE』について、特にどこに魅力を感じていますか?
山里:喜怒哀楽の感情がすべてマックスになる瞬間があるところだと思います。