【インタビュー】指原莉乃×山里亮太「こんな幸せな人生はない」エンターテイナーたちのお仕事論
本当に喜ぶし、悲しくて泣けるときもある。こんなに凝縮しているのに押し付けがましくなく、感情が動かされまくることってないと思うんですよね。尾田さんがキャラクターに「何ていい台詞を言わせているんだろう」というほど、すごく刺さる台詞があったりしますし、「確かに、いま努力できていないな…」と自分に照らし合わせて思うときもあります。シンプルにエンターテインメントとしてめちゃくちゃ面白いというベースの上に、その要素が乗っかってくるところが魅力です。
指原:私は年齢層の幅広いグループにいたので、小学生や中学生の子ともしゃべる機会があったんですけど、自分の世代のものの話をすると「それ、何ですか?」と言われちゃうんです。けど、ONE PIECE」は常に全員の最先端で、古い部分が一瞬もないのがすごいと思っています。「全員と同じ話ができることなんて、ないと思うので。山里:そうだよね。
そういえば、僕、「ONE PIECE」が好きすぎて、ジャンプの連載が開始されて単行本が発売されるまで、ジャンプの誌面を切り取って自分で単行本を作っていたんですよ。
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――それくらい大好きなんですね!「ONE PIECE」