くらし情報『【インタビュー】柄本佑、“映画”という大きな世界を変幻自在に泳ぐ』

【インタビュー】柄本佑、“映画”という大きな世界を変幻自在に泳ぐ

役作りなどの資料的に観ることは、たまにありますけど、“映画は映画館で観るようにできているんだな”って思ってからは映画館で観ることにこだわっています。他人と観るっていうことが大事なんじゃないかと思うんですよね。中にはその映画を面白いと思う人もいて、つまらないと思っている人もいるだろうし。そういういろいろな人たちがいる中で、しかも知り合いじゃない他人同士が一つの場所にあつまって一つの人生を垣間見る。その怪しさみたいなものが映画の魅力なのかなと思うんです」

「昔からそうなんですけど、それでも実家で映画を観るとき、家で観なきゃいけないとか、親父が観たいっていう時には“親父のルール”がありました。映画を観るときは絶対に電気を消して、トイレの時も一時停止とかしちゃダメ、っていう。家で観てるのに。それが面白かったりするとトイレの間近まで行って、サッとトイレに行って急いで戻ってきたりする(笑)」。


「そうやって育ってきたから、やっぱり映画館なんですよ。見えてくる情報量も違うし、環境も違う。僕にとって映画は、生活空間の中で観るものではないんです。映画館という場所に行って1800円払う。その映画に1800円の価値があったのかどうかも含めて。

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