2019年9月27日 11:30
ヒース、ジャレッド、ニコルソン… “歴代ジョーカー”俳優に迫る
コメディ色の強いシリーズだったため、いかにも道化らしい陽気なキャラクターで、バットマンも、ペンギンやキャット・ウーマンもみんな人間くさい。ロメロの甲高い笑い声が印象的。
近年、アメリカのお茶の間で最も親しまれているジョーカーといえば、『スター・ウォーズ』シリーズでも知られるマーク・ハミルかもしれない。エミー賞受賞のTVアニメシリーズ「バットマン」(’92~98)や記録的ヒットとなったゲーム「バットマン:アーカム・アサイラム」など多数の作品でジョーカーの声優をつとめてきた。
今年公開されたリブート版『チャイルド・プレイ』のチャッキーも記憶に新しく、米国吹き替え版『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐などの声を担当してきたマークは、クレイジーさを前面に出したジョーカーで毒気たっぷりの高笑いは耳に残る。なお、マークはDCのTVシリーズ「THE FLASH/ザ・フラッシュ」では別のヴィラン、トリックスターに扮している。
また、大ヒットした『LEGO(R) バットマン ザ・ムービー』(’17)でジョーカーの声を担当していたのが、新作『ジョーカー』トッド・フィリップス監督の代表作『ハングオーバー! 』シリーズのザック・ガリフィアナキス。