2019年12月18日 07:45
【映画と仕事 vol.2】気になるあの映画の予告編、どうやってできてるの? 監督、宣伝チームの思いを90秒で形にする
、運よく、おじの一家が東京に住んでいて「それならうちに住んで通えばいいよ」と言ってもらえて、学費は自分の貯金を崩して、大学卒業後に2年間の映画専門学校に通ったんです。
――映画業界の中で特にどんな仕事に携わりたいと思っていたんですか?
最初は「これ」というものもなく、本当に漠然と「映画がやりたい」って気持ちだけだったんですよね。専門学校で映画を撮ったり、いろんなことを楽しんでいて、もともと国語科だったこともあって、書いたりするのは得意で、なんとなく「作る側」になりたいなとは思っていたんですが…。
実は、弊社の池ノ辺(直子/代表取締役社長)と地元が同じで、私が通っていた大学に、地元出身の人間の著書ということで、池ノ辺が書いた本が山積みになっていて、それを読んで「こんな仕事があるんだ!」と予告編制作の仕事を初めて知ったんですよね。専門学校に通い始めて1年半ぐらいした時に、ちょうどこの会社がインターンを募集していまして、それですぐに募集して、面接をしてもらい、半年ほどインターンとして採用してもらったんです。働いてみたら、この仕事が面白くてたまらなかったんですよね。自分に合っていたんでしょうね。