新生『チャーリーズ・エンジェル』に向け、歴代エンジェルを総チェック
は、新生『チャーリーズ・エンジェル』の監督エリザベス・バンクスによれば「テレビにおける女性のエンパワーメントの始まり」だ。
謎の大富豪チャーリー・タウンゼント(声:ジョン・フォーサイス)が、警察学校を卒業した美女3人を探偵=“エンジェル”としてスカウト。サブリナ・ダンカン(ケイト・ジャクソン)、ケリー・ギャレット(ジャクリーン・スミス)、ジル・マンロー(ファラ・フォーセット)は、スピーカーの声だけで指示を出すチャーリーのもと、彼の右腕ジョン・ボスレー(デビッド・ドイル)と共にさまざまな事件に奔走した。
それまで男性俳優が演じてきたカーチェイスやアクション、時には刑務所などへの潜入捜査も行う探偵を女性たちが演じるのは画期的で、個性の異なる3人の見事なケミストリーに、お色気と笑いを適度に散りばめたドラマはウーマンリブ(女性解放運動)の潮流も受けて大ヒット。1981年の第5シーズンまで続く人気番組となった。特に明るいキャラクターで豊かなブロンドが印象的なファラは、そのヘアスタイルが「ファラ・カット」として日本でいう“聖子ちゃんカット”の先駆けのような大ブームに。
しかし、ファラは1シーズンで降板。