【インタビュー】佐野勇斗×飯豊まりえ 桜の下の別れシーンでクランクアップ! 「家に帰ったら“ロス”がきた」
飯豊:私は最終回、一度見たら、もう1回は見られないくらい、きちゃったかも…。
佐野:そう言ってたね。
飯豊:なんかもう、最後のシーンとか特に…航太が桜と共に消えちゃうってこともわかってたんだけど、「ここ、ちゃんとできるかなぁ…」って不安になりました。
佐野:あのシーンは「泣いちゃダメ」と言われていたんですよ。「笑顔で去ってほしい」って。でも、もしリアルにああいうシチュエーションに置かれたら…好きな人や家族とこれでお別れですって時に、笑顔で別れることなんてできるのか? と思うとすごく難しかったです。でも笑顔で去ることが相手のためでもあるという思いもあって…いいシーンですけど難しくもありましたね。
飯豊:最終回、本当に泣けるよね。
佐野:まだ見てない?
飯豊:まだ。でも、走っているところとか、セリフがないところも含めて泣けるってスタッフさんが言ってたよ。佐野:そうなんだ。
飯豊:「航太が走り出したところからヤバかった」って言ってた。あの航太と芽衣の桜の木の下での最後のシーンが本当に最後の最後の撮影シーンだったんですよ! あれを撮って「おつかれさまでしたー」って(笑)。
慌ただしいスケジュールで制作されることが多いドラマでは、撮影の順序がシーン通りでないことが当たり前。