【インタビュー】佐野勇斗×飯豊まりえ 桜の下の別れシーンでクランクアップ! 「家に帰ったら“ロス”がきた」
そんな中であえて、あのクライマックスの桜の木の下でのシーンを最後の最後に持ってくるところに制作陣の本作、そしてこのシーンへの強い思いがうかがえる。終わった瞬間はさぞや感慨深かったであろうと思いきや…。
飯豊&佐野:なんか…。
飯豊:フワッとしてたよね?
佐野:そうそう。たぶん同じ感覚だと思うんですけど、正直、あんまり「終わった」という実感がなくて。
飯豊:まだ続きそうな感じだったよね?
佐野:意外とみんながサラッと「おつかれさまー」みたいな感じでね(笑)
飯豊:そうそう(笑)! 私、クランクアップで泣かなかった作品、初めてかも。
佐野:マジで?
飯豊:わりと毎回、終わった瞬間に泣いちゃうんだけど。今回は楽しかったんだと思う。
それくらい満たされてたのかな? こんなに泣きそうな要素のあるシーンでおしまいだったのに…。いつもは「長かったな」とか「キツかったな」「終わったぁ!」って感じで(涙が)出てくるんですけど、今回はアドレナリンが出てたのか…?
佐野:僕もすごく楽しかったので、最後は泣いちゃうんじゃないかと思ってたんですけど全然。むしろ「イェー!!」って感じで(笑)。
飯豊:でもね、時差できたの、ロスが…部屋に帰ってから。