次世代のスター&映画作家の宝庫…「A24」作品に注目
グレタ監督にシアーシャ・ローナン、さらにティモシー・シャラメの黄金トリオはそのまま『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に受け継がれた。“レディ・バード”の親友役ビーニー・フェルドスタインはオリヴィア・ワイルド監督の『ブック・スマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で好演。
90年代が似合うティモシー『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』(2017)
『君の名前で僕を呼んで』『レディ・バード』などに続き、日本に上陸したティモシー・シャラメ主演の青春映画。1991年のある夏、所在なくドラッグ売買に手を染めてしまったティモシーが『イット・フォローズ』のマイカ・モンローと恋に落ちる。ティモシーが本作で放つアンニュイで刹那な輝きが好きな人は多いのでは?監督のイライジャ・バイナムがこれがデビュー作。
チャーリー・プラマーという至宝『荒野にて』(2017)
『さざなみ』『WEEKEND ウィークエンド』のアンドリュー・ヘイ監督のもと主演を務めたチャーリー・プラマーは、ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に輝いた。殺処分が決まった競走馬ピートと荒野を歩き続ける旅は内省的であり、試練の連続…。