【インタビュー】水川あさみが語る“夫婦観”、同業だから「1番褒められたい」
自分も好きなシーンですね」。
「それまでのチカって、口ではきつく言ってても、豪太への愛情が歯止めをかけてたんだと思います。でも、それがぷつんと切れてしまう。それなのに豪太はピンと来ていなくて、情けないやら腹が立つやら。でもそういう“人間っぽい”瞬間って、とても魅力的であり、素敵ですよね」。
自身の“夫婦観”は「目指す先が一緒」
2019年に結婚した水川さん。豪太とチカの夫婦を、どう見ているのだろうか?
「撮影当時は結婚前でしたが、いま観たら客観的にグッとくる部分もあって、発見でした。改めて、こんな夫婦になれたらいいな、と思いましたね。
どんなにつらいことや悲しいことがあっても、泣いて笑って、次の日には一緒にご飯を食べる。夫婦ってそういうものですよね」。
ちなみに、水川さんのお気に入りの“夫婦映画”は「男女で感情移入の仕方が変わる『ブルーバレンタイン』」だそう。最後に、自身の“夫婦観”を聞いてみた。
「私たちは夫婦で同じ仕事をしているからこそ、目指す先が一緒。同業だからいいことも悪いこともわかる。だから、『1番褒められたい人』かもしれない」。
プロとしてのプライドと、夫婦としての愛情。