くらし情報『【レビュー】ABEMAが放つ新ドラマ「17.3」は大人にとっても“初めての体験”に』

2020年9月17日 17:00

【レビュー】ABEMAが放つ新ドラマ「17.3」は大人にとっても“初めての体験”に

の逆パターンで、女子高校生の卒業前夜の初体験が見どころポイントのひとつともなっている。

本作も、キスから先の恋愛と性のリアルが女子目線で描かれる“初体験”の物語だ。日本では、80年代後半に社会現象となった「毎度おさわがせします」シリーズで性に興味津々の男子中学生・高校生たちが主人公となり(女子たちも描かれてはいた)、それから約30年後の2017年になって、三浦春馬さん主演で30代の大人が“童貞”卒業を目指す深夜ドラマ「オトナ高校」などが登場してきたが、ここまで女子高校生目線での“初体験”物語はいままでになかったかもしれない。

しかも、台本を読んだ「Seventeen」専属モデルの現役女子高校生キャストの3人、永瀬莉子、田鍋梨々花、秋田汐梨が口を揃えて「リアル」「自然」と言うように、大人たちが押しつける理想や妄想とは違う“あるある”が詰まっている。

3人が演じる女子高校生たちは性体験の話、恋愛に全く興味が湧かない話、体験しすぎている話などまで、お互いの悩みを打ち明け合うが、この友人関係の描き方にも“新しさ”がある。「17.3」という数字に惑わされ、「これでいいのかな」と思いつつも彼氏に言われるがまま、状況に流されるままになり、結果傷ついてしまった咲良(永瀬さん)

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