くらし情報『有村架純&林遣都、壊れかけた“世界”を新しく作り直していく運命の恋「姉ちゃんの恋人」』

2020年11月18日 17:00

有村架純&林遣都、壊れかけた“世界”を新しく作り直していく運命の恋「姉ちゃんの恋人」

着々とプロジェクトの準備が進み、2人の距離も縮まっていく中で、第2話では、まるで太陽のような、一点の曇りもなさそうな桃子が抱えるトラウマが明らかになる。大学受験のその日、目の前で両親が交通事故で亡くなり、人生が激変してしまったのだ。進学や夢を諦め、弟たちと生きていくために市原日南子(小池栄子)のもと、ホームセンターのホームファッション売り場で勤続9年、懸命に働いてきた。

あるとき、顧客のために届け物をした帰り道。配送部の真人に送ってもらうが、「怖い…とめてください」と車を降りてしまう桃子。両親の事故以来、車に乗ることも、自ら運転することもできなくなってしまった。「悔しい。何で克服できないんだろう。
情けない」と自分を責める桃子に、真人は手を差し伸べようとするが躊躇。代わりに「克服なんて簡単にできることじゃない」と共感を言葉で伝える。「大丈夫?」と問われても「大丈夫です」と無理に笑顔を作ってしまう、そんな桃子のことが誰よりも分かるのだ。

そのときに桃子が話した、“できたらいいな”の夢のドライブデートも2人をつないだ。クリスマスプロジェクトを終え、つながりが一度は途絶えてしまった2人が、赤くて小さな車を見かけたら、一緒にはいなくとも同じドライブデートに想像を巡らせている姿は微笑ましいことこの上なかった。

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