【インタビュー】エル・ファニング、監督&製作業でも存在感増す 躍進の裏に「家族の支え」
彼らから製作業・監督業のアドバイスなどは受けたのだろうか?
「はい、プロデュースに限らず、今までもたくさん話はしたし、あらゆることを教えてもらいました。私が若すぎたから、これまでにご一緒した監督たちは導いてくれたし、同時に護ってくれていたんだなと思います。皆さん優しくて、すごく感謝しています。
製作や監督については、マイク・ミルズとサリー・ポッター(『ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界』『The Roads Not Taken(原題)』でタッグ)とは特にたくさん話しました。サリーは女性の監督としてはパイオニア的な存在だと思います。他にも、多くの女性監督と仕事をした経験が生きていると感じています。彼女たちが成功する過程を見ていると、自分自身も刺激をもらえるんですよね」。
エルはここで、『SOMEWHERE』『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』と役者人生の節目で組んできたソフィア・コッポラ監督の名を挙げた。
「ソフィアと初めて一緒に作った『SOMEWHERE』は、これまで私が経験した中では最大級の女性主導の大がかりなセットでした。あの作品を経ているからこそ、『大丈夫、私もできる』と思えるようになったんです」。