C・ファース×S・トゥッチ『スーパーノヴァ』監督、若年性認知症のリサーチ「人生を変えるような経験に」
今までで最も感動的で、人生を変えるような経験になりましたよ」とリサーチが大変有意義であったことを明かしているが、その反面「多くの人と関わるほど、認知症を描くことに緊張も感じるようになりました。説得力のある物語を作り出すことで、私に時間を分けてくれた人々に対して敬意を表そうと自分に誓いました」と、リサーチによって得た知識をサムとタスカーの人生に細かく投影していったと明かす。
さらに、本作ではコリン・ファースとスタンリー・トゥッチという人気俳優の2人が同性カップルを演じている。それについてマックイーン監督は、「同性愛をごく自然で普通なものにしたかったのです。そういう映画がまだまだ足りていないと思うから」と言及。入念なリサーチのもとに描かれたサムとタスカーの旅路は、誰かを心から愛したことのある人、そして愛する誰かを失ったことのある人々にも共感できるものとなっている。
『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開
© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
菅田将暉、GRe4N BOYZと7年ぶりに映画でタッグ「なんてぜいたくな…」