くらし情報『『コーダ あいのうた』全国300館以上で拡大公開 国境を越えて愛される5つの理由』

2022年4月5日 17:00

『コーダ あいのうた』全国300館以上で拡大公開 国境を越えて愛される5つの理由

本作『コーダあいのうた』(以下、『コーダ』)は、フランス映画『エール!』(14)のリメイク作品だ。当時、本国では4週連続1位、観客動員数750万人超えの大ヒットとなった。日本には「フランス映画祭2015」のオープニング上映で紹介され、観客賞に選ばれている。舞台はフランスの田舎町、耳の聞こえない父母と弟とともに牧場を営む聴者の高校生ポーラ・ベリエ(ルアンヌ・エメラ)が、音楽教師に歌の才能を認められパリの音楽学校のオーディションを勧められる…という同様のストーリーが展開。主人公が家族とこれまで通りの生活を続けていくのか、本当にやりたい歌を目指すのか、葛藤する。

『コーダ あいのうた』全国300館以上で拡大公開 国境を越えて愛される5つの理由

邦題『エール!』は新しい道へと旅立つ10代への応援歌の意味が込められたようだが、原題では『La famille Belier』(ベリエ一家)と家族の物語であることを主張。そして『コーダ』では、 “耳の聞こえない親を持つ子どもたち”=CODA(Children of Deaf Adults)と、音楽用語として楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりという双方の意味を含んだ、主題を最も端的に言い表したタイトルとなった。

監督の思い…実際にろう者の俳優を起用


『コーダ あいのうた』全国300館以上で拡大公開 国境を越えて愛される5つの理由

『エール!』でも『コーダ』でも主演女優は歌えて、手話をしながら演技をすることが求められる。

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