2022年5月5日 12:30
『ドクター・ストレンジ』ほかMCU映画との関わりは?Disney+のマーベルドラマ一挙まとめ
両親、ピエトロ、そしてヴィジョンとあまりにもつらい喪失と孤独に襲われてしまったワンダ。ワンダにとって幸せの象徴であるアメリカの“シットコム”を自分なりに焼き直して、虚構の幸せの中で悲しみを誤魔化してきたのだ。
ところが、詮索好きの隣人アグネスの振りをした魔女アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)との戦いの中で、スカーレット・ウィッチとして覚醒する。アガサによれば、スカーレット・ウィッチは無から有を生み出せるカオス・マジックなるものを操り、至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)を上回る力を持つという。至高の魔術師の称号は『ドクター・ストレンジ』ではエンシェント・ワン、『エンドゲーム』まではストレンジが引き継ぎ、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではウォンが得ている。まさしく『ドクター・ストレンジ/MoM』に繋がる展開だ。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
ドクター・ストレンジも『エンドゲーム』で宇宙を守るための“たった1つ”の道をアイアンマンに選ばせたことで、ワンダと同じように悲しみと痛みを抱えている。そして『ノー・ウェイ・ホーム』では、“禁断の魔術”を使用してマルチバースの扉を開き世界の危機を招き、スパイダーマン/ピーター・パーカーを誰もが忘却するという衝撃の決断を下して何とか事態を収束させたばかり。