『誰かが私にキスをした』堀北真希×アントン・イェルチン 甘いキスを巡り…大論争?
とふり返る。
物語の舞台になっているのが東京のインターナショナルスクールであるだけに、本編中は日本語と英語の台詞が乱れ飛ぶ状況。そんな中、堀北さんは記憶喪失のヒロインを演じた。
「記憶を失くしたナオミがクラスメイトのことを覚えていなかったり、教室の場所を覚えていなかったりして戸惑うシーンがあるんです。私自身もインターナショナルスクールに行ったのは初めてだったので、ナオミと同じ心境だったかなと思いますね。ただし、性格的に似たところはあまりないかな…。年齢も実際の私の方が上ですしね。ただ、この映画は記憶喪失のナオミが、本当の自分を見つけようとするストーリー。
私自身、ナオミと同じ17歳くらいのときには自分がよく分からなくなったり、複雑な心境になったことはあるかもしれません」。
一方、アントンが演じたエースは、事故の後、以前とは違う女性へと変化していくナオミに戸惑う彼氏。マッチョなスポーツマンであり、学園の人気者であるエースとは、「僕自身との共通点はないなあ…」だそうだ。
「だからこそ演じ甲斐があったし、楽しかったけどね。エースには空気を読めないような困ったところがあるけど、愛すべきところもあるし、すごく単純な奴。