2022年11月20日 12:40
【ネタバレあり】『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』7つの見どころ…マーベル最大の喪失を世界が受容する
そんな彼を「ワカンダの専門家」と持ち上げながら、ちゃっかり盗聴していたのは、新しいCIA長官の“ヴァル”ことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)。
“ヴァル”役ジュリア・ルイス=ドレイファス
彼女が実はロスの元妻だった、というのは衝撃の展開となった。ワカンダの力をもしアメリカが手にしたら悲劇になると話すロスに向かい、「その日を夢見てる」と返すデ・フォンテーヌ長官はやはり油断できない、恐ろしい存在。2人が離婚した理由がよく分かる。
デ・フォンテーヌ長官こと“ヴァル”は、ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に初登場。キャプテン・アメリカの盾を一度継承して失敗したジョン・ウォーカーに名刺を渡していた人物で、さらに映画『ブラック・ウィドウ』のエンドクレジットにも登場して、エレーナに「姉ブラック・ウィドウの仇はホークアイ」と吹き込んでいたのが彼女。
2024年7月26日よりUS公開予定の映画『サンダーボルツ』(原題)にはヴァルがリクルートしたヴィランチーム、バッキーことウィンターソルジャーや、ジョン・ウォーカーことUSエージェント、『ブラック・ウィドウ』のレッドガーディアン、タスクマスターにエレーナ、『アントマン&ワスプ』のゴーストと、MCUの“クセモノ”たちが集結する。