ゼンデイヤ、飽くなき挑戦は続く 最新映画『チャレンジャーズ』では新たな姿も
気持ちになるだろう。
また、コロナ禍に主演&製作したジョン・デヴィッド・ワシントンとの2人芝居であるNetflix映画『マルコム&マリー』(21)でキャリアのある大人の女性を演じたことはあるが、今作では若くして頂点を極めたティーンエイジャーから、30代前半となり夫のコーチとマネジメントをするビジネスウーマン、さらに母親となった姿まで目にできる。
企画初期から今作に関わっていたゼンデイヤの取り組みは、グァダニーノ監督からも「素晴らしいプロデューサー」と太鼓判を押されている。プレミアで見せた「テニスコア」においても、映画の世界観を踏まえたルックに挑む自己プロデュース力は実証済み。
『チャレンジャーズ』プレミアに登場したゼンデイヤ © Getty Images
次なる夢は、監督業だろう。2023年の「ELLE」ビデオインタビューでも、「いつか監督してみたいです。1本だけじゃなくてできればもっと」と語っていたゼンデイヤ。そう遠くない将来に実現するであろう、<ゼンデイヤ監督>の作品を目撃する日がいまから楽しみである。
ゼンデイヤ Photo by John ShearerWireImage
(上原礼子)