2020年2月29日 11:30
夏木マリ、過去に"おばあちゃん役"希望の理由…最新作ではたっぷり恋愛
私は贅沢を覚えちゃってるから、どうしてもご馳走を食べたい時もあるけど、彼が支払いをする時に「きっと彼女は年上だし、いいものを食べているんだろうな。御馳走できるようにがんばらなきゃ」と思ってくれて、男として成長する可能性もあるでしょ? だから本当はイタリアンを食べに行きたいけれど、彼といたいからラーメンに行く……そんなこともしたりしました。今回の役作りのときも、エリコは季生とそういうこともしたのかな、と思いながら演じました。GUCCIで買い物してあげたりもしていましたけど(笑)
――エリコとの共通点も感じながら演じられていたんでしょうか?
俳優って、準備段階がすごく楽しくて。私が演じる役を好きになったときに、役作りが終わるんです。実業家で、成功している女性で、ちょっと背伸びしているとか、自信を持ってやっているとか、彼女のいいところをたくさん探しました。エリコというキャラクターは早めに好きになれたので、楽しい役でした。自分の信念を持っていて、ちゃんと実績もついてきている。
かっこいいなと思いました。
■夏木マリ
5月2日生まれ、東京都出身。出演作に連続テレビ小説『カーネーション』(11年)