2020年2月29日 11:30
夏木マリ、過去に"おばあちゃん役"希望の理由…最新作ではたっぷり恋愛
ただ、私たちみたいな仕事をする人と一般の人と、ボーダーがなくなったというところでは、難しい時代だと思います。私たちの仕事って、皆さんに見ていただいて、元気になってもらったりするものだから、一緒の土壌にいる時は、ちょっと気をつけなければいけないと思う時もあるし。
例えば、前だったら道端で「一緒に写真を撮ってください」と言われたら、写真も撮るしサインもしてたけど、この頃はやってないです。申し訳ないけど、その方がどういう方かわからないですから、知らないで一緒に写真を撮って、仕事を失ってしまうなんてことがあるかもしれない。そういう意味では、自分の中で危機管理をするようになりました。でも、もう絶対に付き合っていくものなので、ポジティブに付き合っていきたいと思っています。
――『FOLLOWERS』の衣装もアップされてて、すごく素敵でした。
蜷川さんの世界だし、色の使い方も、ワクワクしますよね。
普通のドラマでは着られないようなメゾンのものを着させていただいたので、とっかえひっかえ楽しかったです。
――また、Netflix製作になると普通のドラマと規模も違うのかなと…。
全然違いますね。でも、蜷川さんは豪華なところを見せたかっただけではなくて、今のTOKYOを描きたかったと思うんです。