2020年4月24日 10:00
ソロシネマ宅配便 第5回 仲里依紗が魅せる2010年代最強のアイドル映画『時をかける少女』
なんて興奮しながらパンフレットを買って熟読。週末に再びひとり映画館に向かい堪能。
さらに直後の大型連休中に公開された『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』は、初日の丸の内TOEIでの仲里依紗が登壇する舞台挨拶会で観賞して、帰りに有楽町駅前の三省堂書店でゼブラクイーンの仲里依紗写真集を買った。今も昔もなんて暇な人生なんだ…じゃなくて、今回のステイホームシネマは10年前のこの1本を紹介しよう。
先日、1983年公開の『時をかける少女』を監督した大林宣彦氏が亡くなったニュースに触れて、Amazonプライムビデオで原田知世主演の1983年版(大林宣彦監督)と仲里依紗主演の2010年版(谷口正晃監督)を続けて視聴した。ちなみに2010年版は1983年版のヒロイン芳山和子の1人娘、芳山あかりが主役という設定である。
まず、仲里依紗演じる高校3年生の芳山あかりが、交通事故に遭った薬学者の母・和子(安田成美)の代わりに、深町一夫という謎の男に会うため1974年2月にタイムリープするところから物語は動き出す。
あかりはタイムリープ先を2年間違えてしまい、偶然にも上慶大学の実験室にいた映画好き大学生の溝呂木涼太(中尾明慶)