2021年8月に急逝した作家・魚住陽子が綴る、静謐でありながら、自らの感情に向き合う強さを感じさせる珠玉の短編集。魚住陽子を知っていますか?1951年に埼玉で生まれた魚住洋子さんは書店や出版社に勤務するかたわら同人誌に詩を発表、カルチャースクールで小説を学び、35歳の時に作家デビュー。「水の出会う場所」「菜飯屋春秋」など、その独自の世界観は多くの読者を魅了し、根強い人気を獲得します。1989年には「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞を受賞し、その他芥川賞をはじめとする文学賞へも幾度となくノミネートされました。しかし腎臓の病を患い、残念ながら2021年8月、69歳でその生涯の幕を閉じました。短編集『夢の家』本作は彼女が遺した作品から、6編を収録した短編集です。画家の女性と彼女がかつて共に暮らした男性との愛憎を互いの心情描写で綴る表題作「夢の家」、家族を喪った一人暮らしの中年女性と彼女が関わる整体院を中心に、彼女を取り巻く人間模様を描く「シェード」、往復書簡というかたちでの師弟ふたりのやりとりによってそれぞれの感情や生活の変化を描く「郭公の家」、そして、作者の母校の創立記念の冊子に収録されていた、女子高生たちの日常のやりとりをいきいきと描いた「物置に蝶が来ている」、その他2編を加えた全6編を収録。静謐でありながら、その奥に潜む生々しい感情(後悔、諦め、憎しみ、愛、失望、希望など)をしっかりと見つめ、自らに向き合う強さを感じる作品群は、作者独自の世界観にあふれています。また、病を抱えながら暮らし、創作を続けてきた作者ならではの死と生についての鋭敏な感覚も、そこここに散見され、はっとさせられるものがあります。作者が晩年取り組んでいた俳句のエッセンスやどの作品にも登場するたくさんの草花、そして何気ない生活風景の描写にも魚住ワールドともいうべき美意識が感じられる短編集。ファンの方はもちろん、足を踏み入れたことのない方にもぜひこの世界観に触れていただきたい一冊です。推薦のコメント遠ざかってゆく者と残される者。魚住文学はその間に横たわる暗がりへと読者を誘い込む。他のどこにもない小説が、そこに映し出されている。ーー小川洋子 (帯コメントより)<目次>-----------------------------・物置に蝶が来ている・萌木色のノート・夢の家・シェード・郭公の家・旅装・あとがき(加藤閑)夢の家 | 魚住 陽子 |本 | 通販 | Amazon : 【著者紹介】1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校札業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補など。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』などに作品を発表。2004年、腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。著書に『奇術師の家』(朝日新聞社)、『雪の絵』、『公園』、『動く箱』(新潮社)、『水の出会う場所』『菜飯屋春秋』(ともに小社)がある。2021年8月に腎不全のため死去。書誌情報『夢の家』魚住 陽子著2022年6月29日 発売A5変形判/並製272頁ISBN:978-4-909646-55-2定価:1,980円(税込)発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月28日夏樹陽子さん女優でモデル、歌も歌うし、ジュエリーのデザインも。もうすぐ70歳になる夏樹陽子は今もマルチに活躍している。「還暦のときにたくさんバラエティー番組の仕事がきたんですよ。やっと落ち着いたら、もう70歳でしょ。でも、今が楽しいんですよね。ディナーショーやライブを毎年10か所くらいやっていたんですが、コロナ禍でキャンセル。そういうときもあるって考え直して、ワンコと遊ぶために『アルファード』買いました!」1人で乗るのは鮮やかなイエローの『フェラーリ』。デビューのころと変わらないスタイルだからサマになる。女優デビューは千葉真一の相手役「スリーサイズは上から85、65、90。昔の衣装はまだ着られますね。学生のときにスカウトされてモデルに。男女雇用機会均等法ができる前は男性のように稼げなかったそうですが、モデル業は男女差がなかったんです。5年やってトップまでいったときに、モデルはおばあさんになったらできないけれど、女優ならばできるかなと思って転身しました」デビュー作は’77年の映画『空手バカ一代』。千葉真一さんの相手役だった。「空手ブームだったんですよね。初めてで自信なかったんですが、千葉さんから“初めてにしては、よくやってるよ”と言っていただき、ホッとして涙が出ました。モデルあがりなんて1年もたないだろうと言われていましたが、3年、5年と頑張って。結婚したときに仕事をやめてもいいかなって思ったけど、やっぱり女優をしているときがいちばん、心が安らぐことに気づきました」同じ年に公開の映画『トラック野郎・度胸一番星』では、菅原文太さんと共演した。「撮影は朝9時からですが、主役の文太さんは、お昼になっても現場に来ない。夕方になって現れて“オッ”と手を上げて撮影所に入ってくる。“待たせて悪かった”とかはなし。『トラック野郎』は当時“ドル箱”だったから、主役やっている人はこんな感じなんだなって」大御所俳優との思い出2年目からは大人気ドラマ『暴れん坊将軍』に出演。「4年間、出させていただきましたが、私の役は1回の放送で6~7人殺すんです。1年で何人殺しているのか計算しちゃいました(笑)。主演の松平健さんは1つ年下ですが、私たちは2人ともデビューしたばかり。勝新太郎さんがよくご飯に連れていってくださって。ディスコで踊ったりして遊びましたよ」’80年から始まったドラマ『ザ・ハングマン』で共演した植木等さんにも、可愛がってもらった思い出がある。「植木さんは大正15年生まれで、私の父と同じ年でしたから、父親のようで。伊勢市出身の同郷でもありました。“陽子ちゃん、どんなに忙しくても自分が女であることを忘れたらダメだよ”って。仕事ばかりではなくて、ちゃんと恋もしなさいってことだったんでしょうね」大御所俳優の三國連太郎さんや森繁久彌さんにも目をかけてもらった。「森繁さんとは家が近所だったので、いろんな席に誘われました。私がフェラーリで遊びに行くと目を丸くして“みんな、陽子がフェラーリでやってきたぞ!”って。車好きでしたね。腕を組んで一緒に花見も行きました。帰ると“陽子、今から風呂に入るけど一緒に入らないか”って(笑)。“今日は遠慮しときます”って断ると“入ろ、入ろ”って腕を引っ張ってきたり(笑)」森繁さんに誘われてクレー射撃が趣味に。5年前から女性として初の『日本クレー射撃協会』理事を務めている。「三國さんとは、沼津の家に泊まりで遊びに行かせてもらったり、お買い物に同行したり。役者としては、あるときは農家のおじいさん、あるときは頭の切れるお医者様になり切る。お百姓さんのときは足の裏まで真っ黒にして、爪の間に土を入れます。役のためなら歯を抜いちゃうような人ですから。森繁さんはどの役でも森繁さん。全然タイプが違いますけれども、このおふたりから“一流の役者”としての生き方を学びました」梅宮辰夫さんとはマンションが隣同士で交流があった。「あるとき梅宮さんから“陽子、今は家に帰ってこないほうがいい。陽子を狙ってマスコミがいっぱい集まっている”という電話が。おかしいな、騒がれるようなことはしてないのにって思ったら、また電話があって“陽子、違った。ウチのアンナだった”って(笑)。アンナちゃんが羽賀研二さんとのことで騒がれているときでした」後輩ではジャニーズとの共演も多い。郷ひろみとはモデル時代にロッテのCMで共演。サーキットで近藤真彦が運転する車の助手席に座ったことも。16歳当時の岡本健一とも共演したが、寝てばかりなのに台本を完璧に覚えていて驚いた。少年隊とも深い縁が。「今年2月にやった『TARKIE THE STORY』というミュージカルは、カッちゃん(植草克秀)が演出をしていたんです。“お久しぶりですね”って挨拶に来てくれました。雑誌の取材でニッキ(錦織一清)の車について、私がインタビューしたことがあって、それから何度も少年隊のコンサートを見に行ってるんです。ヒガシくん(東山紀之)は京都での撮影のとき、着流しで歩いていく後ろ姿がカッコよくて。お尻がピッと上がっていてね」SMAPのメンバーが次々と私の部屋に来てSMAPとはデビュー2年目の森且行と共演。「私が森くんのお母さん役でした。撮影現場に赤のフェラーリで行っていたら、森くんが“すっげえなー”ってずっと見ていたんです。次の現場まで乗ってく?って聞いたら、“乗りたい”って言うので短い距離でしたが、彼を乗せて走ったんです。すごく喜んで、取材で来ていた雑誌のカメラマンに記念写真も撮ってもらっていました」それがきっかけで、SMAPのコンサートに招待されるように。「控室も用意してくださって、メンバーが全員、順番に挨拶に来ましたよ。木村くんや中居くんも“森がお世話になってます”って。礼儀正しいのよね。ジャニーさんがきっちり指導していたんじゃないかしら。それから4年くらいして、森くんはジャニーズを辞めました。彼にはやっぱり夢があったんだなって」バラエティー番組に出演しながら、ドラマでも欠かせない存在に。「2時間ドラマは制覇しました(笑)。月曜ドラマランド、火曜サスペンス、水曜ドラマ、木曜ゴールデンドラマ、金曜サスペンス、土曜ワイド劇場すべて出ました。いい役、悪い役、殺される役、全部やっています」最近はYouTubeチャンネルで動画の配信も。「最初は化粧法などをやっていたんですが、あるとき車で走っている動画をアップしたら、バズりました。近いうちにサーキットで“私と一緒に走ろう”みたいなイベントもしたいと思います」10月24日にはデビュー45周年のディナーショーを都内で開催予定。「これからの夢は、ずっと若いって言われて、私のフェラーリの隣にイケメンくんを乗せることかな(笑)」ますます意気盛んだ。
2022年06月19日日本を代表するチェリスト長谷川陽子が、デビュー35年を迎えた記念演奏会を開催する(5月19日:東京文化会館小ホール)。この記念すべきコンサートのプログラムに選ばれたのは、ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」(全曲)だ。数あるチェロの名曲の中からこの作品を選んだ理由についての長谷川陽子の言葉がとても素敵だ。「今年は、私にとってデビュー35周年の年となる。この節目にベートーヴェンのソナタ全曲に臨みたいと考えた。ベートーヴェンの音楽の本質とは何だろう。コロナ禍のこの数年、ベートーヴェンが残した作品に触れながら考えを巡らせるのは、幸せな時間だ。この問いの答えはまだ出ていない。けれど、今現在の私が考えるベートーヴェンの本質は潔さ、迷いのない力強さ、誠実さ…この3つの要素を強く感じる。ふと思う。人間として、音楽家として、そのように生きてゆきたい。チェロ・ソナタ全曲に取り組むことでベートーヴェンへの憧れを、みなさまと共有したい。応援して下さるお客様と、支えてくれた周りの人たちへの感謝の気持ちとともに」共演者に、名手松本和将(ピアノ)を迎えたこの公演は、音楽家として1つの節目を迎えた長谷川陽子の決意の表れのようにも感じられる。新たな未来に向けた希望の調べに耳を傾けたい。●公演概要5月19日(木)東京文化会館小ホール「長谷川陽子 チェロ・リサイタル」 ●長谷川陽子Yoko Hasegawa (チェロ, Cello)色彩豊かな音色と音楽性を持ち合わせた、日本を代表するチェロ奏者の一人。2022 年デビュー35周年を迎える。1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてリサイタル・デビュー。1988 年小林研一郎指揮、日本フィ ルとの共演で協奏曲デビューした。その後、フィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、1992年首席で卒業後帰国。これまで、国内外の主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタル、室内楽、朗読との共演などその活動は多岐に わたる。霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、新日鉄フレッシュ・アーティスト賞、第9 回齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。オフィシャルホームページ
2022年04月20日歌手の今陽子が9日に自身のアメブロを更新。歌手・和田アキ子との2ショットを公開した。この日、今は「男性軍歌手仲間大好評につき今回は女性軍」と切り出し「いずみたく門下からのお付き合い、由紀さおりさん」と歌手・女優の由紀さおりとの2ショットを公開。「私と正反対の美しいソプラノ声」と由紀についてつづった。続けて「15歳の私のソロデビュー時」「すでにスターだった本当の同期?山本リンダさん」と歌手・山本リンダとの2ショットを公開。また「実はレコード大賞で争いました」とタレント・歌手の伊東ゆかりや「男性にモテモテで色っぽい」とタレント・歌手の園まりとの2ショットも次々に公開した。さらに「トリは勿論この方和田アキ子姉貴」と和田とピースサインをした2ショットを公開。和田について「今は、ホリプロの先輩で同じスタッフグループで親しくさせていただいています」と説明した。一方で「私も歌手生活55年のベテランになった」と述べ、自身の活動について「ミュージカル、ジャズの方向に今はいる」と報告。最後に「なかなか皆さんとお会いできませんが」「皆さん、いつまでも若く現役で素敵です!」と尊敬の念をつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月11日今年デビュー35周年を迎えたチェロ奏者・長谷川陽子。記念公演でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を弾く[5月19日(木)東京文化会館 小ホール]。これまでどちらかというと避けてきたというベートーヴェン。「楽譜のあちこちに、暗号のように、いわば〝ベートーヴェン・コード〟が埋め込まれているのですけど、それを読み解く面白さがようやくわかってきました。それを理解したうえで弾くと、やはり作品がものすごく生き生きしてくるんです。いろんな経験を積み重ねて、やっとベートーヴェンを弾く入り口にたどり着いたように感じています」2020年。ベートーヴェンの生誕250周年はコロナ禍と重なり、音楽家は人々の前で演奏する機会さえ奪われた。「チェロ・ケースを開くことさえない時間が続いたのはショックでした。そんな中で、やっぱり自分には音楽しかないのだと再確認させてくれたのがベートーヴェン。彼の意思の強さ、メッセージの深さ、そして人類愛。知識や情報としては知っていたことを、その作品から自発的に感じることができたのです。あの時期、たぶん自分の力だけでは這い上がることができなかった。ベートーヴェンが引っ張り上げてくれました」共演のピアノは松本和将(かずまさ)。新しい扉を開けてくれる、と信頼を寄せる。「音があたたかくてどこにも力が入っていない。飄々としていて、でもどんな球を投げてもうまくキャッチしてくれる。それがすごく魅力的です。音楽性は私と正反対かもしれないのですが、それがかえって互いの長所を引き立てあうのだなあと実感しています」高校1年生で日本音楽コンクール第2位入賞。2年後の1987年にデビュー・リサイタルを開いた。「ずっと手ほどきを受けた井上頼豊先生は、音楽をゼロから作る力を身につけなさいと、レコードで聴くような有名曲はあまり弾かせませんでした。真似をしてしまわないように。ところがデビューしてお仕事で弾かせていただくのは有名な曲ばかり。刺激的でした。憧れだった曲を次々に弾けて、とにかく楽しかったという記憶しかありません」弾くのが楽しい。彼女はそのピュアな感覚をずっと変わらず持ち続けている人だと思う。ナチュラルな音楽家だ。ベートーヴェンはリサイタルに合わせてCDもリリース。充実した録音ができたと手応えを語る。経験を重ねて初めて正面から向き合ったベートーヴェン。ライヴもCDも、名演奏・名盤の予感が漂う。(取材・文:宮本明)
2022年03月02日上白石萌歌が主人公を吹き替える映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。この度、新たに日本語吹き替え版声優として、高山みなみ、朴ロ美、木内秀信、日笠陽子の参加が明らかになった。4名の豪華声優陣が演じるのは、主人公フィービーを取り巻くキャラクターたち。江戸川コナン、鬼太郎、ムーミントロールなどの声でお馴染みの高山さんが、フィービーの唯一の友達となり、共にゴーストたちに立ち向かう仲間ポッドキャスト。舞台「千と千尋の神隠し」の上演を控える朴さんが、フィービーと兄トレヴァーの母親であり、初代ゴーストバスターズの一員イゴン・スペングラー博士の娘・キャリー。フィービーが通う学校の教師グルーバーソンは、『アントマン』や『思いやりのススメ』など数々の作品でポール・ラッドの声を担当してきた木内さん。フィービーとトレヴァー、ポッドキャストと共に<新生ゴーストバスターズ>の一員となるラッキーを、「けいおん!」「はたらく細胞BLACK」の日笠さんが務める。科学オタクのフィービーと意気投合する重要なキャラクターを演じた高山さんは「『彼が出て来ると、ちょっと和む…』音響監督と相談しながら、ポッドキャストくんの雰囲気を作りました。不可思議なことが大好きで好奇心旺盛。背伸びしつつも、フィービーちゃんの良い相棒なのだと思います」とポッドキャストの魅力を語り、『ゴーストバスターズ』2016年版のホルツマン役でも声優を務めた朴さんは「観終わったあと、とても洗われた気持ちになり、気がつくと温かな涙が頬をつたっていました。初代ゴーストバスターズ監督の息子ジェイソン・ライトマンが今回監督したこともあるのか、まさに『家族の物語』だと思いました」と作品の感想を語る。フィービーとポッドキャストに初代ゴーストバスターズの存在を教える物語のキーマンを演じた木内さんは「演出も時代の変化も感じつつ懐かしい部分もあり思わずニヤけてしまいます。もちろん前作品を知らなくてもお楽しみいただける作品になっています」とメッセージ。シリーズファンだったという日笠さんも「まさか自分が子供の頃見ていたゴーストバスターズの世界に関われる日がくるとは思っていなかったので非常に嬉しいです。当時見ていた方は思わずホロッと涙してしまう胸が熱くなるような展開ですし、親から子へ、子からまた子へ...、今に繋がっていて、さらにきっとこれからも繋がっていくのだと思わせてくれる希望の物語です」とコメントしている。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。※朴ロ美の「ロ」は、正しくは「王偏に路」(cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年01月18日南野陽子が、16年ぶりの新曲「空を見上げて」「大切な人」を含むベストアルバム『Four Seasons NANNO Selection』を本日12月8日にリリースした。1980年代にアイドルとして活動し、現在は女優としてドラマや舞台で活躍している南野。今作は四季をテーマに本人が選曲した、季節感に溢れた南野の新たな魅力を引き出した作品で、ジャケットや歌詞ブックレットにも南野のビジュアルが満載となっている。また待望の新曲「空を見上げて」「大切な人」は、南野との信頼関係も強い日本歌謡界の巨匠・萩田光雄がサウンドプロデュースを手がけている。また『Four Seasons NANNO Selection』発売にあたり、南野本人からのコメントが届いている。■南野陽子 コメント詞や音から季節や物語を感じていただけるように、色彩感豊かにお気に入り曲を36曲、集めてみました。当時の私の楽曲を知らなくても楽しんでいただける内容だと思います。皆さまに青春時代のその頃、その刻を懐かしんでいただきたいです。そして、南野陽子ワールドには欠かせない萩田光雄さんに、久々の新曲2曲をプロデュースして頂きました!こちらもぜひ聴いて下さい。<リリース情報>南野陽子 ベストアルバム『Four Seasons NANNO Selection』2021年12月8日(水) リリース価格:3,600円(税込)南野陽子『Four Seasons NANNO Selection』初回仕様(三方背スリーブケース)南野陽子『Four Seasons NANNO Selection』ジャケット※CD2枚組 / 34曲収録 / 高品質Blu-spec CD2規格※初回仕様は、CDケース本体のジャケット写真とは違うビジュアルの三方背スリーブケースに収納※南野陽子セルフライナー付『Four Seasons NANNO Selection』特設サイト:
2021年12月08日アイドルグループ・嵐の二宮和也、俳優の竹中直人、女優の南野陽子が出演する、ガンホー・オンライン・エンターテイメント「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の新CM「パズドラ党/料亭にて」編、「パズドラ党/党首討論」編が、9日より放送される。CMは、「パズドラでもっと明るい日本を」と一念発起した二宮が政治の世界を志すシリーズの最新作 。“パズドラ党”党首として見事に初当選を果たした二宮が、超大物政治家を相手に駆け引きを挑むストーリーとなっている。「パズドラ党/料亭にて」編では竹中が政界の“ドン”として、「パズドラ党/党首討論」編では南野が有力政党の党首として登場し、共にCM初共演となる二宮と絶妙な掛け合いを見せる。「パズドラ党/料亭にて」編で、テーブルに風呂敷包みを置くシーンに臨んだ二宮は、タイミングや置き方 など監督と簡単な打ち合わせの後、カメラテストを兼ねたリハーサルを行うことに。厳密な位置など決めないままの演技だったが、カメラマンが思い描いた理想の位置にピタリと止まり、監督は「完璧です!」と大絶賛。二宮は「本当? カメラが回っていればよかったのに……」と、本番ではなかったことを惜しむような表情を見せながらも、「これをやるために生まれてきたのかもしれない」とつぶやき、周囲の笑いを誘った。スタジオに入る段階からユニークなポーズで歩いたり、わざと軽いトーンでセリフを話したり、常に周囲を笑わせながらスタジオの空気を明るくしていた竹中。二宮が差し出した“贈り物”を受け取るシーンでは、ピカピカに磨き上げられた金塊に「指紋をつけてやる〜」と手で触るしぐさを見せるなど、ベテラン俳優のイメージを覆すいたずらっぷりにスタッフが慌てる一幕も。二宮が演技をするシーンでは、自身のセリフがないにもかかわらず「ボクも合いの手を入れましょうか(笑)?」とジョーク交じりに提案し、二宮が「撮影が終わらなくなっちゃうから……(笑)」と竹中にツッコミを入れる場面もあった。また、受け取った“贈り物”が、実は自分だけじゃなかった……と知った際のリアクションは、CMで一番の見せ場となることから、監督も竹中も納得できるシーンを撮るため全力投球で撮影。監督から「驚きながら 笑う人」というオーダーがあると竹中は何パターンもの演技で応え、その合間に、有名な持ち芸としても知られる「笑いながら怒る人」を披露すると、周囲のスタッフから「すごい! まさかアレが見られるとは」と感動する声も。理想の演技を求める竹中が「難しいな……」と苦悩の表情で演技を繰り返していると、二宮に「今のは『普通の人』でしたね(笑)」と指摘されるなど、和やかな雰囲気で撮影が続いた。「パズドラ党/党首討論」編で、パズドラに興味がなさそうな態度から一転、エキスパート級の技を披露するシーンに臨んだ南野は、パズドラ上級者の手つきを研究する中、二宮に対し「すっごく上手なの?」と声をかけてレクチャーを依頼。二宮は「そんなことないですよ」と謙遜しながらも、国内トップクラスともいえる技術と経験を生かしながら「ボクならこんな感じでやりますね」と、理想的なフォームを南野に伝授した。パズドラトークに花が咲く中、南野は「本格的にやり始めたらハマりそう」と笑顔を見せながら10コンボを成功させるシーンの撮影に挑戦。二宮のコーチのおかげで、スムーズにOKテイクとなった。さらに二宮と竹中が、お互いの共通点である「左利き」についてトークを弾ませていると、そこに加わった南野も左利きであることが判明。偶然にも全員が左利きと分かったことから「左利きあるある」で盛り上 がった3人は、書道の授業やハサミの使い方など幼少期の思い出にさかのぼりながら待機時間のトークをエンジョイしていた。○■二宮和也、竹中直人、南野陽子インタビュー――二宮さんはパズドラ党党首、竹中さんは大物政治家として、共演された感想をお聞かせください。二宮:率直に、うれしいですね。ドラマもそうだし映画もそうだし、バラエティーもそうだし……ついには CMまで! 共演させていただくとは思ってもみなかったので、うれしかったです。竹中:私もとてもうれしかったですよ。だって、(二宮はかつて)息子の役を演じてくださった方ですからね。なんかお父さんになったような気持ちにもなるし……ちょっと和んじゃいましたね、撮影現場で(笑)。 最高な時間でした! また芝居を一緒にやりたいなって、さっきも話しました。二宮:CMという短い時間ですが、撮影していくうちに「また共演したいね」って話しました。昔から流れている空気感があるので、懐かしかったという気持ちが大きかったです。――南野さんは政党の党首を演じますが、これから撮影に臨む意気込みを教えてください。南野:どんな党首になるのかな……って、まだドキドキしているんですけど。二宮さんをどのように威圧するのか、逆に押され気味になるのか……ちゃんと戦いたいと思ってますけどね。衣装はちょっと“昭和感” がありますけど……張り切ってます(笑)!――大先輩である竹中さん、南野さんとCMで初共演すると聞いた時、二宮さんはどんな気持ちでしたか?二宮:うれしいですし……誤解されるかもしれないけど、やっぱり楽チンですよ、先輩たちがいてくれて。ついていくだけですから。「なるほどなるほど」って現場でついていけるのはありがたいですね。「やった〜! ラッキー!」みたいな感じが強かったですね(笑)。――二宮さんと南野さんはCM以外を含めても初共演ということですが、お互いの印象をお聞かせください。二宮:“初”……ですよね?南野:本当に長くやってるんですけど、なかなか(共演する機会が)なくて……。(二宮の姿を見て)「あ、 本物だ!」って思いました(笑)。二宮:いえいえ、待って! それはこっちのセリフです、完全に(笑)!南野:本当に楽しみにしてきたので、今からの撮影にとってもワクワクしてるんですけど、(二宮は)この(インタビューの)コメントも“隙がない”と思いました(笑)。二宮:いや、ドキドキしてましたよ。(南野を)ずっとテレビで見ていたっていうこともそうですし、変わらない印象なんですよ、まったく。“アイドルの大先輩”な感じがしてますね。ビジュアルも変わらないし、 マインドというか気持ちも変わらずに、常に新鮮な印象なので。今日お仕事をさせていただくというのが、ドキドキしてました。――竹中さんは約20年前にも二宮さんと共演したそうですが、その頃と現在の雰囲気は違いますか?竹中:全然変わってないなぁ。段階別にお会いしているので、ニノの歴史を年を重ねるごとに見させてもら って、直接感じさせてもらっているので。全然変わってないですよ。ちょっと乱暴じゃなくなっちゃったのが切ないですけど(笑)。二宮:“大人になった”ってことですよね?竹中:オヤジ、何やってんだよ! とか、よく言われてたんで(笑)。大人になっちゃって、ちょっと寂しいけど……全然変わってないな。親子関係を演じたのは、とても豊かな時間でした。他人とは思えないですね。――竹中さんと南野さんはパズドラCMの出演オファーを受けて、とても前向きだったそうですね。竹中:パズドラという、ある種の作品だと考えて、ニノとコラボできて、そして南野さんとコラボできる。とても楽しみでしたね。それも数々の映画を送り出してきたこの撮影所でCM撮影ができるというのは、映 画的な興奮も感じましたし、(料亭の)セットも見事でした。どんな作品になるのか楽しみです。南野:今までのパズドラのCMもすごく見てきたし、外に出れば若い方もスーツを着た方もパズドラをプレ イしているのを見てきたので、「私も参加させてもらえるの?」となったら前向きな気持ちになりました。――“パズドラ党”党首の二宮さんから竹中さんと南野さんに、パズドラの魅力をお伝えいただけますか。二宮:ストーリーも増えましたし、ダンジョンが積み上がっていくのもあるんですけど……月曜日のダンジョンとか火曜日のダンジョンとか、日曜、土曜とかあって、曜日によって違うんです。パズドラは5色なん ですけど、3色ダンジョンがあったりとか。始めたばかりの人でも分かりやすいダンジョンもあるので、 どこに行こうかなんて、楽しめると思います。竹中:なんか夢中になっちゃいそうですね。ちょっとハマっちゃったら怖いなと思います。もう集中して、とんでもないことになりそうな気も……。ドキドキしてます。南野:「昨日やったからいいや」じゃなくて、また日が変われば何曜日の……とか、困っちゃいますね(笑)。 私は普段ボ〜っとしているほうなので、ゲームの速さについていけないんじゃないかしら……っていう怖さはあったんですけど、今回CMに出させてもらえるので、自分でやってみようと思って。どうしよう、 これから。この冬怖くなる(笑)! ずっとやってて「時間です」って言われても、「ちょっと待って」ってやめられなくなりそう(笑)。二宮:そう、ずっとプレイできちゃうんですよね。モンスターの素材は明日出てくるとか言われると、またドキドキしちゃうんですよね。あと「3人でワイワイ」っていうのもあって、離れていてもこの3人でできるんです。――“パズドラ党”党首の二宮さんから、2022年に向けての意気込みをお聞かせください。二宮:来年はパズドラ10周年という記念すべき年となります。“パズドラ党”党首としていろんな企画を考えていきますので、ぜひご期待ください!
2021年11月09日8月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった千葉真一さん(享年82)。本誌に見せていた野際陽子さん(享年81)との日々を本誌秘蔵写真で振り返るーー。60年を超える芸能キャリアでも、常にマスコミをにぎわせてきた千葉さん。その中でも本誌の取材がとりわけ多かったのは、野際さんとの夫婦生活だった。東映アクションドラマ『キイハンター』での共演がきっかけで、’73年に結婚した2人。日の出とともにエーゲ海の船のうえであげたという結婚式の思い出とともに、1カ月余りの旅行から帰国すると、「指輪とヒゲがお土産なのよ!」と報告してくれた。その後、のちに女優となる真瀬樹里(46)が生まれ、おしどり夫婦として知られたが、SONNY CHIBAとしてハリウッドでの活動を本格化したい千葉の思いによって離婚。2人そろって記者会見を行った。野際さんは’17年に死去。千葉と同じく、晩年まで精力的に活動していた。天国で再会し、残した家族や俳優仲間たちをいつまでも見守ってくれるだろう。
2021年08月27日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。社会を見つめるヒントをたくさんくれた、田嶋陽子さんの登場も、今回がラスト。第4回は、これからの未来の日本について、語ります。男も女も、互いにラクになれる方法を見つけよう。高度経済成長期、日本経済は右肩上がりでしたが、それは家庭に専業主婦という“無料で家事をしてくれる人”を抱え込むことで、男性が長時間働けた結果のこと。その一面、男は過剰な残業に苦しみ、女は家事を押し付けられて自活できなかった。現在、日本の経済は残念ながら下降線をたどっており、男だけが働き、男だけがトップにいるという既存の社会構造は、限界が来ています。確かに、出産は女にしかできないことだけれど、あとは男女ではなく人間としての個性の問題。お互いに参画し、お互いの重なり合わない部分を補え合えば、世界は1+1=2ではなく、何層倍も豊かになるはず。女性もフルタイムで働けば、男性の負担も減る。みんなで5時に仕事を切り上げ、家族で食事を作って一緒に食べられる。子育て支援事業を充実させれば、経済も回り、子供を産みたい人が増える。それが本当の意味での豊かな社会だと思います。イヤになっても、投げ出さず向き合うことが大事。イギリスに留学していたとき、毎朝ホストファミリー親子が政治の話をしていたの。当時のサッチャー首相に対して「こんなことをしていた」とか「あれは良くない」とか、意見を交わす。イギリス人にとって、政治はごく身近なものなんです。一方、日本では政治が“自分とは関係ない人がやるもの”になっている。でもコロナ禍でわかったでしょ?政治は自分の命に直結しているものなんです。良い社会にするために若い女性がまず何をするべきか?大事なのは、みんなが自分の責任で、自分の人生をしっかり生きることです。そうしたら、何が自分の邪魔をしているのか、何を変えるとラクになれるか、どんな国になったら生きやすいのか、少しずつわかってくるのでは?古い制度や法律が自分たちの足を引っ張っていたら、異議を唱えて変えていく努力をする。ちゃんと自分と社会と国と向き合って、生きていく。その気持ちがあるだけで、世界は確実に変わります。たじま・ようこ1941年生まれ、岡山県出身。英文学・女性学研究者、元法政大学教授、元参議院議員。‘90 年代、テレビ番組に多数出演し、“フェミニズム”をお茶の間に広めた。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫)など多数。※『anan』2021年7月7日号より。写真・小川朋央(by anan編集部)
2021年07月03日人生の先輩的女性をお招きし、お話を聞く「乙女談義」。今月のゲストは、英文学・女性学研究者の田嶋陽子さんです。第2回の今日は、ご自身が最初に“理不尽さ”を感じた経験と、そこから得た教訓を伺います。“世の中は理不尽”、初めてそう思ったのは…。私が生まれた年の12月に太平洋戦争が始まりました。その後私は新潟の母の実家に疎開。当時は人がいっぱい死んであちこちでお葬式があったから、ある日私は従姉妹と“お葬式ごっこ”をして遊んでいたわけ。祖母の腰巻き…って、当時の女の人にとっての下着をお坊さんの袈裟に見立てて肩から斜めに掛けて、お茶碗をチンチン叩きながら村中を練り歩いた。そうしたら祖母にものすごく怒られて!で、文字通り、手にお灸を据えられたの。私は、悪い子として怒られたんだから…と熱くても我慢していたんだけど、なんと従姉妹はモグサを払いのけて逃げたの。びっくり!でも祖母は「(従姉妹は)すばしっこくていい子」と褒め、「それに比べて陽子はのろま」と…。なぜ素直に叱られた私ではなく、それを拒否し、逃げた従姉妹が褒められるのか。それが、私が人生で“理不尽”を感じた一番最初の記憶。それを長年考え咀嚼した結果、一つの結論にたどり着きました。その、幼い頃の経験をしゃぶり尽くした結果出てきた結論、それは、抑圧関係からは逃げていい、ということ。逃げるって、卑怯?それは互いの力関係が同じなら、逃げるのは卑怯かもしれない。でも例えば最初から格差があったり、こちらがきちんと扱われていない、そういった“対等ではない相手”からは、弱い立場の者は逃げていいんです。それは全然悪いことではない。私自身も、小さい頃はそういった理不尽から逃げられなかったけれど、大人になって職を得て、自分の人生を作れるようになり、やっと逃げられた。でも、女の人は逃げないですよね。というか逃げられないんです。それはなぜかというと、逃げた先で生きる術を持っていないから。自活ができなければ、結局は痛めつけられるまま、家庭や職場にいるしかない。だからこそ、自分の食い扶持を自分で稼ぐくらいの力を、女の人も持ってほしいと私は思います。いつでも逃げられるよう、力をつけましょう。たじま・ようこ1941年生まれ、岡山県出身。英文学・女性学研究者、元法政大学教授、元参議院議員。’90年代、テレビ番組に多数出演し、“フェミニズム”をお茶の間に広めた。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫)など多数。※『anan』2021年6月23日号より。写真・小川朋央イラスト・菜々子(by anan編集部)
2021年06月19日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、ジェンダー問題が課題である今の日本で、再び注目が集まっている、田嶋陽子先生。第1回はフェミニズムについてお聞きしました。“女”から解き放たれたら、人生はもっと広がる。大化の改新以降、女性の社会的地位は下がり続け、女の人は、“一人前の人間”として扱われたことはほぼありませんでした。江戸時代までは、極端な言い方ですが、“子産みの道具”。明治になると“良妻賢母”であれと言われたものの、それも妻や母という“役割”であって、“私という人間”の存在が認められたわけではなかった。ずっと役割の中だけで生きさせられてきた女の人たちが、人間として生きる権利を取り戻そうとする動き、それがフェミニズム。女も、男と同じ人間である。たったそれだけ、簡単なことなんです。女だからこうしろ、女だからそんなことするな。私が若かった頃に比べたら、女らしさの呪縛はかなり減りましたが、まだ今の日本の女性も、それを押し付けられている。でもその決めつけから解き放たれ、“人として”物事を考え、決められるような世の中になったら、人生はものすごく広がる。それを若い皆さんに知ってもらいたい。働き稼ぎ、家を持つ。それの何が悪い!(笑)私が通った女子大は、仕事を持ち自己実現をし、人や社会に尽くすことを教えてくれた学校。でも’60年代初頭、私と一緒に卒業した人たちは、ほとんどが就職することなく、あるいは短期間だけ働きお嫁に行きました。ただ、今の女性たちは、学校を出たら働いて、稼いで、そのお金で生きている。私からすると、それだけでも大きな変化。お金を稼ぐことは、おのれの足で立つこと。つまり、自由に好きに、自分の人生を生きる力なんですよ。お給料をもらってまず私は家の頭金を貯め始め、35歳で家を買ったの。誰にもとがめられず、自分らしくいられる場所があるっていい。しかも追い出される心配ないから、恋愛がイヤになったり、結婚に行き詰まったら躊躇なくやめられる(笑)。えっ?!今でも独身女性が家を買うことにウダウダ言う人がいるの?信じられない!カタツムリだって家を持ってるでしょ?働いてるなら、家買っちゃいなさい。あとがラクよ、おすすめ。たじま・ようこ1941年生まれ、岡山県出身。英文学・女性学研究者、元法政大学教授、元参議院議員。’90年代、テレビ番組に多数出演し、“フェミニズム”をお茶の間に広めた。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫)など多数。※『anan』2021年6月16日号より。写真・小川朋央(by anan編集部)
2021年06月13日蒸し暑〜い季節が到来!女優たちから上手にトレンドを取り入れるにはどうすればいい?そこで、有名人の会見ファッションをベテランスタイリストが解説。題して、「即映えるアシンメトリー or 差がつくプリント柄」真似したいのはどっち?【プリント柄】■石田ゆり子(51)/『連続ドラマW東野圭吾「さまよう刃」』完成報告会〈真似しやすさ★★☆〉:人気のプリント柄を上品に見せる大人コーデ。一枚で楽しめるレトロプリントのワンピには、トレンド感ある小物を。■石田ゆり子(51)/映画『いのちの停車場』完成披露試写会〈真似しやすさ★★☆〉:難易度高めの上下プリント柄コーデは、オシャレ上級者におすすめ。プリントの大きさを変えているのがポイント。■高畑充希(29)/映画『浜の朝日の嘘つきどもと』完成報告イベント〈真似しやすさ★★☆〉:描写が美しいプリント柄のセットアップは、技ありの重ね着でトレンド感をプラス。上下単品で着回しも可能。■のん(27)/バリラジャパン「バリラ新紙パッケージお披露目会」〈真似しやすさ★☆☆〉:ゆったりとしたシルエットのワンピは着心地のよさが人気の秘密。体形によっては丈を短くするなど工夫が必要。■武田梨奈(29)/映画『プロジェクトV』公開直前トークショー〈真似しやすさ★★★〉:切替えストライプ柄のワンピはウエストマークで体形カバー効果も。ヒールにもフラットシューズにも合い、真似しやすさNo.1。■木村文乃(33)/映画『BLUE/ブルー』公開記念舞台挨拶〈真似しやすさ★★☆〉:夏定番のストライプ柄は、大胆な変形デザインが今年のトレンド。取り入れるなら、ベルトなど、小物を合わせてみると◎。【アシンメトリー】■尾野真千子(39)/映画『茜色に焼かれる』完成報告会〈真似しやすさ★★★〉:色鮮やかなドレスは適度な肌の露出がエレガント。これ一枚でホテルディナー結婚式など幅広い場で活用できる。■河北麻友子(29)/ICL治療アンバサダー就任&Web CM発表会〈真似しやすさ★★☆〉:裾の透け感と、左右非対称の襟元がかわいらしい白コーデ。羽織りものをプラスすればミドル世代もOK。■小池栄子(40)/映画『いのちの停車場』完成披露試写会〈真似しやすさ★★★〉:変形のパフスリーブとスカート裾が大人のかわいらしさを演出。ベージュと同系色の靴を合わせれば脚長効果も抜群!■南野陽子(53)/映画『いのちの停車場』完成披露試写会〈真似しやすさ★★★〉:大人にこそトライしてほしい流行のワントーンコーデ。素材感の違うジレとブラウスの重ね着がオシャレ。■深田恭子(38)/ゲームアプリ『放置少女〜百花繚乱の萌姫たち〜』新CM発表会〈上級アシンメトリー〉:バブル期にはやった“ボディコン”を彷彿とさせるワンショルダードレス。スタイルに自信のある人にはおすすめ!?
2021年05月28日吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演する現在公開中の映画『いのちの停車場』より、EXILE ATSUSHIが歌唱する本作のイメージソング「Amazing Grace」のMVが公開された。累計興行収入179,681,920円、動員数161,132人(5/21-23)を達成し、多くの共感と感動を呼んでいる本作。今回到着した映像では、ATSUSHIさんが歌唱する姿と共に、舞台となる金沢の四季折々の美しい景色と共に描かれた、劇中の感動的な名シーンや初公開の本編シーンも交え映し出される。在宅医として働き始めることとなった咲和子(吉永さん)と、訪問看護師の麻世(広瀬さん)が、患者の家に往診に向かうシーンや、まほろばの未来を担い、立ち止まっていた自らを一歩前進させる野呂(松坂さん)と麻世が、自身のとある過去について打ち明けはじめ、互いの背中を押すきっかけとなる、多くの共感と感動を呼ぶシーン。そして、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげる、石田ゆり子ら演じる患者やその家族たちの姿も確認することができる。また、ATSUSHIさんは本作について「日本国民全員に観て欲しいぐらい、この映画の中にはヒントがあると思う」と語った。そして、本作を鑑賞した各界の著名人から、「いつの世も不変でなければならない命の重さを,この時代だからこそ『いのちの停車場』は考えさせてくれる」(佐藤浩市)、「久しぶりにきれいな涙を流しました」(阿部寛)、「優しさの中に、明日への夢や希望を与えてくれる力のある映画でした」(松本若菜)、「涙が止まりませんでした」(勝地涼)などと感動のコメントも寄せられている。『いのちの停車場』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月26日広瀬すず、櫻井翔の凸凹バディが事件を解決する「ネメシス」の7話が5月23日放送。明かされたアンナの“秘密”に衝撃が走るなか、橋本環奈演じる朋美もまたアンナと“同じ”なのでは?という説も。さらに“本当の黒幕”が朋美なのではという声も上がっている。広瀬さん演じる助手の美神アンナと、櫻井さん演じるポンコツ探偵の風真尚希。この2人による凸凹バディが難事件を解決する本作は、気鋭の推理小説作家たちがそれぞれ各話のトリックを監修、総勢75名以上の俳優が出演する豪華なキャスティングも注目を集めるオリジナル作品だ。2人のほか「探偵事務所ネメシス」CEOの栗田一秋には江口洋介。ネメシスに“初仕事”を依頼したことがきっかけで協力するようになる上原黄以子に大島優子。超職人気質な道具屋の星憲章に「KAT-TUN」上田竜也。アンナと友人になった天才大学生の四葉朋美に橋本さん。姫川烝位に奥平大兼。80年代の刑事ドラマに出てきそうな風貌の千曲鷹弘(通称:タカ)に勝地涼。四万十勇次(通称:ユージ)に中村蒼。タカとユージの同僚刑事、小山川薫に富田望生。謎の失踪を遂げ、その行方を風真と栗田が追うアンナの父・美神始には仲村トオル。始の元同僚で今はジャーナリストの神田水帆に真木よう子。同じく始の同僚だった大和猛流に石黒賢。菅容子に今村美乃といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。神田凪沙が追っていた“臨床試験の不審死”報道をもみ消させたコンサル会社社長、烏丸(宇野祥平)の正体を一緒に突き止めてほしいと依頼。栗田は「アンナに20年前の事件については一切口外しないこと」を条件に引き受け、風真に烏丸のスマホのデータを奪えと指示する。風真はかつて弟子入りしていた元凄腕詐欺師のマジシャン・緋邑晶(南野陽子)に助けを求める…というのが今回のストーリー。烏丸のスマホデータを奪おうとする風真だが、烏丸のもとにアンナを捕えるよう指令が下り、アンナは烏丸のボディガード、志葉(板橋駿谷)に拉致されそうに。鳥丸のスマホを解析した結果、大和が“カンケン”だと判明。さらに大和の口からアンナは始たちが作り上げた世界初のゲノム編集ベビーであることが明かされる…。アンナの“秘密”に「結構重ためだったなアンナちゃんの正体」「今更ながら、アンナちゃんが"ちょっと入ります"の時のあのアルファベットは、DNAの塩基だった」「アンナちゃんのゲノム編集ベイビーが衝撃過ぎて頭から離れない」などの反応が。それとともに「ふと思ったのが、環奈ちゃんもアンナと同じゲノムbabyなのかなぁって…」「明美ちゃんもゲノム編集ベビー?明美ちゃんもお母さんいないって言ってたし」「朋美もアンナと一緒で第2号なんじゃないんかなと思うけど、、味覚変なの一緒じゃん?」など、朋美もアンナと同じくゲノム編集ベビーなのではと推測するツイートも多数。次回予告では“本当の黒幕とは”と、大和の背後にさらなる黒幕の存在を匂わせるテロップも。「同い年に近い人を送り込んで仲良くさせた方がアンナも心を開いてくれるとか言う作戦で朋美はアンナに近づいた、??」「予告見る限り朋美ちゃんの黒幕フラグ立ちすぎてて」など橋本さん演じる朋美が事件の“本当の黒幕”でないかというコメントも投稿されている。(笠緒)
2021年05月24日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。松坂は同作を通して「体を治すだけが全てではない。もちろんそれもあるんですけど、その人その人、その家族その家族それぞれの幸せの形、過ごし方、日々があって、そういう小さな日々の積み重ねによって人生の命のしまい方につながっていくんだろうなって本当に強く感じました」と明かす。さらに「僕自身もそういう自分の命のしまい方というものを改めて考えさせられるようなことがありました」と言う松坂に、吉永は「早すぎますよねえ、そんなことおっしゃるのは」と苦笑。西田も「早いですよ。そういう発言は70超えた人間が言うものだ! 俺たちが言うことなくなっちゃう」、泉谷は「違うだろお前」と大先輩達が総ツッコミで、松坂は「充実できるように生きようと思いました」とたじたじになっていた。
2021年05月22日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。舞台挨拶前には東映・手塚治社長が登場し「東京、大阪など一部の映画館では上映が叶いませんでしたが、全国の『いのちの停車場』を楽しみにお待ちいただく皆さんに向け、昨日より無事公開をすることができました」と報告する。手塚社長はさらに「この作品を映画館で1人でも多くの方に見ていただきたい。映画館で安全安心に見ていただくため、行政のガイドラインに沿いまして十分な感染対策を行いました。映画館では無事であること、安全であること、十分な換気をするという準備を整えています」と訴える。「弊社といたしましては、映画を愛する皆様に向け、このような時こそ、映画を楽しみ、映画で心を癒やしていただけたらという思いからこの作品を公開することに踏み切った次第でございます」と状況を説明。「映画は娯楽であり癒やしであり、人の心に欠かすことの出来ない栄養素、ビタミンのようなものであると私たちは思っています。安全対策の行き届いた空調の映画館で映画をお楽しみいただければと思っております」とメッセージを送った。主演の吉永は公開について、「とても嬉しいことなんですけど、とても残念なことがありました。緊急事態宣言が延長になりまして、映画は休業要請が出てしまったんです。演劇は大丈夫だけど、映画はダメということを聞きまして、大変ショックを受けましたし、悔しかったです。くじけそうになりました」と率直に心境を吐露する。「でも、今日このように全国の皆様の前で挨拶ができるのは、ここにお客様がいらっしゃらないからだと思って、気持ちを取り直しております」と続け、「きっとこれから日本中の皆様に映画をご覧いただけるという風に思っております」と希望を表した。また、医療をテーマにした作品であることから、吉永は「医療関係の皆様にもあたたかいサポートをいただき、映画を見て色々感想をお寄せいただきました」と明かす。「こんな大変な時期にこの映画を見てくださって、私たちに力を与えて下さったこと、感謝しております」と感謝していた。
2021年05月22日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。「僕が演じたのは世界中を旅して店を出した男で、店の作りが遊牧民のパオを模しています。それがとてもいい出来だったんですが、終わるとあっという間に壊されてしまって、残念です。そこでゆっくり一杯飲みたかったな」と話し始めたみなみだが、喉が詰まってしまったようでスタッフが水を持ってくることに。なかなか水が出てこないために、主演の吉永が袖に走るなど、マスコミのみの場内もざわつく。水が出てきたものの、その後も言葉に詰まったみなみは「少し体調が……」と訴え、吉永がそばに寄って支える。そのまま袖に運ばれ、休むこととなった。緊張感が走った場内だったが、西田が「らんぼうさんが歌っている歌が、今度発売されるサントラ盤に収録されるんですけど、本当に素晴らしい味わいのある歌を歌ってらっしゃいます。ぜひこの機会にそちらもよろしくお願いします。頭からずっと聞いたところ、α波がとっても出ていて、30数曲があるんですけれども、3曲目でだいたい寝落ちしてます。そんな感じの素晴らしいCDですので、ぜひ不眠にお悩みの方、お買い求めいただければと思います」と和ませ、拍手が起こっていた。舞台挨拶の途中には、医師でもある原作者の南が袖に様子を見にいくなどしていたが、最後には回復したみなみが再登場し、西田と共に手を振る姿も。軽い貧血だったとのことで、フォトセッションでは笑顔を見せていた。
2021年05月22日広瀬すず、櫻井翔、江口洋介らが出演する現在放送中のドラマ「ネメシス」に南野陽子の出演が決定した。本作は、広瀬さん演じる天才助手・美神アンナと、櫻井さん演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリードラマ。第5話まで放送された本作。アンナの父・美神始(仲村トオル)失踪の謎、20年前の事件の真相に近づいていくネメシスだが、黒幕まであと一歩と迫る中、大きな問題が立ち塞がる。そこで、風真のかつての師匠である怪しげなマジシャンの力を借りることになるのだが、そんな元凄腕詐欺師にして現在はマジシャンという異色な経歴を持つ美しきコンフィデンスマン・緋邑晶を南野さんが演じる。中華街を根城とする緋邑は、人を欺くのはお手のもの。風真をポンコツ扱い、アンナをお嬢とあしらう緋邑がチームネメシスを救う…?南野さんは「マジックを実際にするシーンもあり、カードや角砂糖、花札を使ったものが出てくるんですけど、私はあまり器用な方ではないので、おうちでとりあえず100回は練習しようと気合いを入れましたね」と語り、「7話から見始めてもまだまだ間に合うので『ネメシス』をたくさんの方に楽しんでもらえたら嬉しいです。これからの展開を見逃さないでください!」とメッセージを寄せている。また、緋邑が登場する7話以降には、彼女だけではなくスピード狂の医者・上原黄以子(大島優子)のドライビングテクニックや、道具屋・星(上田竜也)の秘密道具、天才的頭脳を持つアンナの親友・四葉朋美(橋本環奈)のひらめき、AI開発者の姫川烝位(奥平大兼)の捜査力に、アクロバティックな料理人・リュウ楊一(加藤諒)のアクションも大活躍。さらに、7話のラストで驚愕の真実が。これまでの物語の全てが伏線になっており、探偵事務所ネメシスが追う事件の真相が明かされていく。「ネメシス」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年05月10日英文学・女性学研究者の田嶋陽子さんがインターネットテレビ局「ABEMA」で5月1日に配信される『Wの悲喜劇』にゲスト出演。「怒れるフェミVSフェミ嫌い #わきまえないオンナたちの大激論SP」と題して、MCのSHELLYさんをはじめりゅうちぇるさんらとトークを繰り広げます。令和と元号が変わってもうすぐ丸2年。コロナ禍で私たちの生活や働き方は一変し、時代はどんどん変わっていっているのに男女格差やジェンダーをめぐる状況は昭和からあまり変わってないような気も……。このほど収録に臨んだ田嶋さんにお話を伺いました。前後編。炎上が怖い——「ジェンダー問題や女性の生きづらさに理解をしないヤツは悪いヤツだ」という風潮もあいまって「正しいフェミニズム」「フェミニストかくあるべし」という圧を感じる場面を見かけることがあります。田嶋陽子さん(以下、田嶋):それは学校に行って?地方で?どこでどんなふうに?——主にSNSで。Twitterでフェミニズムに関する議論が活発なので。中には「教えてやる」という感じの人もいて、それをみると「なぜ、あなたから……?」と思ってしまうんですよね。田嶋:そんなのタチ悪いよね。一緒に考えようならまだいいけどね。教えてあげましょうという人は上から目線でパトロナイズする人だから、一番良いのは、相手にしないことかな。「ありがとうございます、参考にさせていただきます」でいいんじゃないかな。悪意に満ちた文章とか、攻撃のための攻撃みたいなのは無視してもいいんじゃないかな。でも、そういうのにはちゃんと答えたいの?頭に来るの?——頭に来るというか、ウートピというメディアを運営している立場としてちゃんとそういうことも想定しないといけないと思うんです。田嶋:その文章はあなたを名指しできてるの?名指しではきてないのね。よくそんなのに答えようとするね。無視できないの?——今日の収録でウートピ編集長の鈴木円香が言っていたように、記事を掲載するときに変なふうに炎上したら嫌だな、とか攻撃されたらどうしようと思ってしまうんです。田嶋:されればいいじゃん。——されていいんですか?田嶋:当たり前だよ。だって攻撃されるってことは、言ってみれば議論をふっかけられたわけでしょ?お前の言うことは違うって言ってきたら、そのときこそきちんと反論しないと。攻撃されるのを待ってなきゃ。そうしたら、私はどこがおかしいの?どこでみんなを刺激しちゃったの?って考えれば、次書く文章の役に立つと思うんだけど。違う?——田嶋先生はずっとそれをやってきたわけですよね。田嶋:私は個人攻撃と攻撃のための攻撃みたいな文章は無視しましたよ。ただ攻撃というのか、反論されないと、敵が分からないじゃない。攻撃されたら、よしよしやっときたなって。「お前の言うこともよく分かる。よく分かるけど、お前、ここがおかしいだろ?」って、きちんと指摘しなきゃ。自分が指摘できないと相手に負けるから、勉強しなくちゃってなるし。おっかながるんじゃなくて、精一杯自分を出してみる。全部出してみる。そうやって、相手の反論に対してきちんと答える。そういう練習をしていかないとね。フェミニズムってそうやって太っていくんじゃないかな。——その練習をしてこなかったかも……。田嶋:やってきてないと、議論したときにすぐやられちゃうんでしょ?——はい。練習が足りてなかったのか。田嶋:そうそう。練習しなきゃ。良い訓練の場だよね。私ならそう思うけどね。中にはどうしようもなく頓珍漢(とんちんかん)もいるからそういうときは無視しちゃうといい。お前、フェミニズムの「フェ」の字も分かんない。せめて、「フェミニ」くらいまで分かってから何か言ってこいよって思うけどね。でも反論していって練習してみたら?——そうですね。それさえ怖くてやってなかったのかもしれない。田嶋:攻撃に弱いんだ。——そうなんです。田嶋:まあ、誰でもそうだけど。攻撃された経験あるの?——ないです。田嶋:そうか。——記事を出したときに攻撃がきたら、会社に迷惑がかかるんじゃないかと考えちゃうんです。田嶋:そんなの「会社命(いのち)」の変な男と同じだよ。それでみんな会社の奴隷になっていくんでは。——はい。田嶋さんとお話していて、まだ何も起こっていないのに頭の中ですごく勝手にシミュレーションして怖がってたんだなって思いました。田嶋:まだ起こってないことにあれこれどうしようって思う人はたくさんいるよね。そんなのは行動したあとで考えればいいじゃないって。用心深さが時には女性に必要とされてきたかもしれないけれど、とにかく今は目の前にあることを完璧にすることを一生懸命やって、失敗したら次を考える、しかないよね。やる前から「こうなったらどうしよう」と考えていると、エネルギーをそがれて前へ進めないんだよね。みんなフェミニズムを自分の中に持っている——そうですね。もう一つ、よろしいでしょうか?例えばフェミニズムに関する記事を掲載するときや会議で話すときに「私はフェミニズムを専門的に学んだわけではないのに、こんなことを言ってもいいのだろうか?」と思ってブレーキをかけてしまうんです。田嶋:その気持ちも分かる。でも本質的に私たち人間は、女性男性の区別なくすべての人はみんなフェミニズム精神を持ってるんだよ。人間として生まれた人は、みんな自立して一人の人間になりたいって、他の人もそうだといいなって思ってるの。そんな思いにいろんな思想で火をつけられるわけよ。フェミニズムもその一つ。みんなフェミニズムを自分の中に持っている。だから早いも遅いもないの。長くフェミニストをやってる人でも、今の社会に上手に適応している人や恐がりの人は、フェミニズムを自分の中で生かしたくない人もいる。フェミニズムなんて言葉を知らない人でもフェミニズムの生き方をしてる人もいる。勉強した長さじゃないの。その人がどうありたいかなの。だから、フェミニズムで人を差別しちゃいけないし、されてもいけない。いくら長くやってても、フェミニズムが自分の血となり肉となっていない人もいるんじゃない。とにかく男女間の差別は人類の中で一番大きな差別で、文化や社会システムそのものだったし、変えるのはそれこそ大変!“森さん的な人”への接し方——今回の収録でも森さんの発言*が話題にのぼりました。例えば会社や身近なところで森さんみたいな発言をする人もいるし、そういう発言にちゃんと抗議してこなかった自分たちの責任もあるんじゃないかなと思いました。でも、日本って空気に弱い国なので逆手にとって「え?何言っちゃってるんですか?」って言っていく空気をつくっていけばいいのかなと考えているんですが、田嶋さんはどう思われますか?田嶋:それいいね。一つ言葉を決めておいてさ。「あ!出たね」とか、何でもいいから、相手に「それ違うんだよ」って伝えるための気のきいた言葉があるといいよね。説教しなくてもいいから助かるよね。なんか相手を傷つけないような言葉でね。——自分もついうっかり言っちゃうことありますもんね。田嶋:そうそう、「あ、また言っちゃったな。反省」とかね。そういうふうになっていくといいよね。大説教しなくたってね。——さっき田嶋さんがおっしゃっていたように一緒に考えていければいいですよね。対立しなくても。田嶋:そう、ユーモアで解消できたらいいね。相手もバカじゃないから、今何がはやってるのかがキャッチできていれば、背中をポンとたたかれただけで、「変なこと言った」って気づいてもらえるだけでもいいじゃない?そういう人たちが仲間になってくれれば生きやすくなるよね。だからいろんな方法があると思うよ。*東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗元会長の女性蔑視発言問題■番組情報男子は見なくて結構!男子禁制・日本一過激なオンナのニュース番組がこの「Wの悲喜劇」。さまざまな体験をしたオンナたちを都内某所の「とある部屋」に呼び、MC・SHELLYとさまざまなゲストたちが毎回毎回「その時どうしたのか?オンナたちのリアルな行動とその本音」を徹底的に聴きだします。Wの悲喜劇「怒れるフェミVSフェミ嫌い #わきまえないオンナたちの大激論SP」は2021年5月1日(土)午後10時から放送。(聞き手:ウートピ編集部・安次富陽子)
2021年05月01日英文学・女性学研究者の田嶋陽子さんがインターネットテレビ局「ABEMA」で5月1日に配信される『Wの悲喜劇』にゲスト出演。「怒れるフェミVSフェミ嫌い #わきまえないオンナたちの大激論SP」と題して、MCのSHELLYさんをはじめりゅうちぇるさんらとトークを繰り広げます。令和と元号が変わってもうすぐ丸2年。コロナ禍で私たちの生活や働き方は一変し、時代はどんどん変わっていっているのに男女格差やジェンダーをめぐる状況は昭和からあまり変わってないような気も……。このほど収録に臨んだ田嶋さんにお話を伺いました。前後編。私は田嶋陽子を生きてるだけ——田嶋さん自身はずっとフェミニズムをやってこられて……。田嶋陽子さん(以下、田嶋):私はフェミニズムを「やって」などいないよ。ただ生きてるだけ。私は田嶋陽子を生きてます。それだけです。フェミニズムは生まれた時から私の中にあって、私がさまざまな抑圧から自由になろうとするプロセスの中で、私と一緒に育ってきたものなんだよね。——いきなり個人的な話で恐縮ですが、うちの母は専業主婦で化粧水を買うたびに父に許可を取っていたんです。「化粧水が切れたから買ってもいい?」って。父はもちろん「いいよ」って言うんですが、そんな父にも許可を取るんだ、経済力ないってこういうことなんだと思ったのがフェミニズムを勉強しようと思ったきっかけなんです。田嶋:そういうことに気づくってことがフェミニズムなんだよね。大事なのは自分の心に誠実に生きること——20年前に私が学生だった当時よりもSNSを中心にフェミニズムについて関心を持つ人が多くなった気がします。田嶋さんから見て大きく変化したと思いますか?田嶋:選択的夫婦別姓ひとつとっても制度が変わらないから、みんな足踏みしている感じがある。一方で、収録でも言ったけど、やっぱり女の人がこうやって働いてるじゃない?みんな実力つけてますよ。ただどっかで迷ってるわけ。「結婚しなくちゃいけない」とか「子供を産まなきゃいけない」とか「〜しなければいけない」って。やっと自分で働いて食べられるようになったんだから、もっと自由に人生を選んだらいいのに。相変わらず世間の「女の生き方」を脱ぎ捨てられないでいる。——ひよっている?田嶋:うん、ひよってる。自分がない。女の人がみんな実力つけてきたことは分かってる。でも、どっかで、もうひとつなの。一貫してないの。それはフェミニズムでもなんでもない。ただ時代の空気に沿ってるだけ。——トレンドや時代の空気に合わせているだけ?田嶋:そう。だからやっぱり自分で考えながら、丁寧に生きていった人のほうがどういう形にしろ、納得した豊かな人生を送れると私は思う。途中で軌道修正したっていいし、方向転換したっていい。自分が考えてきたあかつきにするんだったら、誰も恨まないし、自分の責任じゃない?それがいいと私は思う。途中で迷ったときに、フェミニズムの力を借りたり、いろんなもの、例えば哲学の力を借りたり、先輩の力を借りたりいろんな力を借りればいい。フェミニズムっていうのは勉強できれば発見が多いし、力になるけれども、中途半端な理解の仕方だと、教条主義的になって自分も他人も苦しめる。観念でなくて、自分の生き方と表裏一体となるといいかなって。無理して自分の心に誠実に生きないのが一番良くないよね。子供欲しかったら、別に愛する男の子どもでなくてもいい。育てる力があれば一人で何人育ててもいい。経済力って大事。私が知ってるイギリス人の女の人なんか、子供3人ともみんな父親違うんだよ。でもパーティーやると、その3人の子どもたちの父親がみんな集まる。それぞれの父親も他に家庭を持っていて、ものすごく複雑な関係だけど、それでうまくいってる。自分が女に産ませた子供に対してはそれなりの責任を取る。だから、父親3人集まって和気あいあいとパーティーをやれる。面白いでしょ?そういうふうに人生が面白くならなくっちゃさ。——それでうまくいっているならいいですよね。3人分のつながりがあるってことだし。田嶋:そう。それできちんと運営できているんだったらいいんじゃない?って。最初は苦しんだり悩んだりしたでしょうけどさ、そうやって自分の人生を自分でつくって、つながりをつくって、楽しんでいければいいよね。断ち切りたければ断ち切ればいいしさ。自由じゃない。私が“わきまえない女”になったワケ——今回、田嶋さんにお話を伺うにあたり『愛という名の支配』を改めて読み返して、私はちゃんと自分になれただろうか?と己に問い直しました。田嶋:私はこの本を書くことで自由になったの。誰にも遠慮しない“わきまえない女”になっちゃったんだよね。怖い人がいなくなっちゃったの。地震や病気は怖いけど。私のいう意味、分かってくださる?それまでは母親が唯一人生で怖かったんだけど、その母親からも解放されたら、怖い人が誰もいなくなっちゃった。要するに、今の私なりの言葉で言うと、「自分になった」んだよね。女でも男でもない、田嶋陽子になったっていうのかな。そういう感じだよね。——私がまだちょっと怖いと感じてるのは、まだ自分になりきれてないってことなのでしょうか。田嶋:そうかな。あなた怖い人いるの?——世間が怖いです。他人の目がどうしても気になってしまいます。田嶋:私はもうそれもなくなっちゃった。散々テレビでたたかれて、それでも自分が言わなきゃいけないことは言わなきゃと思って頑張ってきて。その昔は、嫌われることが本当に怖かったよね。——そういうときもあったんですか?田嶋:『愛という名の支配』を書く前はね。誰かに嫌われることが怖くて怖くて。その誰かは正体ないよね。一番怖いのは母親だったんだけど。私にとって、母親が世間だったんだと思う。世間の代弁者ね。でもこの本を書いて、世の中の差別の仕組みが分かったら、何も怖いものがなくなっちゃった。自分が出演したテレビの悪口言われることもあるけれど「ああそう」で終わりなんだよね。いつかこの人たちも私の言っていることを自然に分かるようになるだろうって。テレビを見て、たとえそのときは私のことを「何だコイツ」って思った人がいたとしても「あんなことを言っていたけど、それってこういうことだったのかな」ってあとになって思ってくれるかもしれない。女の家事労働はタダ働きだとか、一生懸命言ってるのがいたなってどっかで思い出してくれたときに、役に立つこともあるかもしれない。いつまでも私のことが嫌いな人は嫌いだし、みんながどんなことを思うかは分からない。でも発信しなければダメじゃない。とりあえず、球は投げた。あなたたちがどう受け取ろうと勝手だよ。でも、もし私がわきまえないで怒ってたことを覚えてくれてる人がいるとしたら、それだけでも、いいよね。■番組情報男子は見なくて結構!男子禁制・日本一過激なオンナのニュース番組がこの「Wの悲喜劇」。さまざまな体験をしたオンナたちを都内某所の「とある部屋」に呼び、MC・SHELLYとさまざまなゲストたちが毎回毎回「その時どうしたのか?オンナたちのリアルな行動とその本音」を徹底的に聴きだします。Wの悲喜劇「怒れるフェミVSフェミ嫌い #わきまえないオンナたちの大激論SP」は2021年5月1日(土)午後10時から放送。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子)
2021年04月30日映画『いのちの停車場』完成披露試写会が4月14日(水)、都内にて行われ、主演の吉永小百合ほか、共演の松坂桃李、広瀬すずらが登場した。吉永小百合&西田敏行が松坂桃李&広瀬すずを称賛初共演の松坂さん&広瀬さんの感想を聞かれた吉永さんは、「すずちゃんは本当にすずやかで、かわいくて。桃李さんは素敵で、きりんのようにすくすくと成長されていて、格好よくて…。そんなおふたりを毎日見ていて楽しかったです」と笑顔で若手俳優たちの印象を語っていた。同じく印象を尋ねられた西田敏行は、「すずちゃんの活躍ぶりを見ていると、本当にのびのび生き生き、はっきり物事を言うし、立派に仕事をこなしておられる。桃李くんも、素晴らしい仕事をずっと続けておられるし、作品もみんな話題になってる。大変な作品ばかり出ていて、日本の映画界をけん引しているひとりに思っています」と惜しみない賛辞を送り、松坂さん&広瀬さんは恐縮しながらもうれしそうに微笑んでいた。吉永小百合、初の医師役をふり返る『いのちの停車場』は、在宅医療に携わる医師、患者、その家族を通していのちに正面から向き合い、生きる力を照らし出す物語。吉永さんは救命救急医として活躍していたが、故郷の金沢に戻り、「まほろば診療所」の在宅医として患者と寄り添っていく医師の白石咲和子を、松坂さんはそんな咲和子を慕い、診療所の運転手兼スタッフとして働く野呂聖二を演じた。映画出演122本目にして、初の医師役に挑戦することになった吉永さん。「初めてのドクター役だったので、わからないことばかりでしたが、監督がどうすればいいかを指示してくださいました。ドクターとしての咲和子が、少しずつ大変な思いをしながら成長していければいいと思っていました」と胸の内を明かした。成島出監督は、「吉永小百合が映画に対してものすごい努力して、もういいじゃないかと思うくらい。今回の役は、努力して成長していく。その吉永さんを本当に撮りたいと思った」と、その思いに応える。松坂さんと広瀬さんは、「太陽のような存在でいてほしい」と成島監督から言われていたと話し、松坂さんは「吉永さんが月なら太陽は君たちふたりだから、って。そうなれるようにしっかりと努めようと向き合っていました」と真摯に役に向き合っていたようだ。そのほか、同試写会には、南野陽子、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、中山忍、石田ゆり子、田中泯が登壇した。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(取材・文・写真:赤山恭子)(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月14日5月21日(金)公開の映画『いのちの停車場』のエンディングテーマ作曲をギタリスト村治佳織が務めることが発表された。映画は、南杏子の『いのちの停車場』(幻冬舎)を原作とした心揺さぶるヒューマン医療ドラマ。主演の吉永小百合が初めての医師役をつとめ、松坂桃李、広瀬すず、石田ゆり子、田中泯、西田敏行、他、日本映画界を象徴する錚々たるキャストが集結した大作映画だ。主演の吉永と村治は、吉永のライフワークでもある原爆詩の朗読CDに村治のギター演奏をBGMとして使用したことから交流をスタートさせ、親交を深めていった。そして、吉永が主演・プロデュースを務めた2014年の映画『ふしぎな岬の物語』ではメインテーマ「望郷」の演奏を村治が担当し、それは同時に2013年に大病で休養を余儀なくされた村治にとって復帰の舞台ともなった。その縁もあり今回、映画の製作総指揮を執る岡田裕介東映グループ会長が村治に直接作曲をオファーした。村治は初となる作曲での楽曲提供に挑戦し、岡田会長の示した「人生」というテーマを見事に表現、映画ラストの繊細なメッセージを聞く者の心に訴えかける名曲が誕生した。村治作曲のデモに心躍らせた岡田会長は、「エンディングとしては歌詞のない女声ヴォーカリーズを採用し、さらにそれに歌詞を付けた楽曲を製作できないか」と考え、映画のテーマである “かけがえのないひとつひとつの命”を鼓舞する応援歌という位置づけでもう1曲の楽曲を製作することが決定。その応援歌の作詞を務めたのは、シンガーソングライターの小椋佳。小椋は岡田会長とは旧縁であり、俳優であった岡田会長が小椋のファースト・アルバム「青春~砂漠の少年」のジャケット写真とナレーションを務めた際、そのジャケット写真が当時顔出しをしていなかった小椋の肖像だと誤解されて話題を呼んだ逸話もある。敬愛する小椋佳に作詞を依頼しようとしていた矢先、2020年11月18日、岡田会長は急逝。それは岡田会長が村治のデモを聞いた、たった5日後のことであったという。映画『いのちの停車場』は5月21日全国公開。オリジナル・サウンドトラックは5月19日に発売予定。村治佳織コメント2014年の、吉永小百合さん初プロデュース映画『ふしぎな岬の物語』への参加を通して岡田裕介会長との出会いの機会をいただきました。「今回の映画は、作曲で参加してほしい」と昨年初夏に会長より伺いました。エンディングテーマというスケールの大きさを背負い、考え込んでしまい、なかなかメロディが浮かんでこなかった時に、「映画の内容を音楽で表そうとするのではなく、あなた自身の経験で感じた不安、その先の希望、見えた青空、やっと登った頂上からの絶景、などを頭に置いて書いてみたらどうか」、と会長よりアドヴァイスをいただき、随分と気持ちが和らぎ、程なくして曲の元となるメロディを完成させることができました。メロディを作る際には、2013年に私が大病を経験したときに、いつも近くで支えてくださった小百合さんへの感謝の思いも、常に心の柱としておりました。いよいよあと少しで音楽も完成というところで会長の突然のご逝去。直前まで音楽のことでご連絡のやりとりをしていたので、今でも、天に召されてしまったことが信じられませんし、日を追うごとに、もういらっしゃらないのだという哀しみが大きくなっています。レコーディングの時にも、ずっと会長のことが頭にありました。この曲の存在が私にとって、命について想う、まさしく“いのちの停車場”となりました。成島組に再び参加させていただき、心より御礼申し上げます。そして多くの方々にこの映画をご覧いただければと切に願っております。小椋佳コメント年始早々、本映画『いのちの停車場』に寄り添う歌の作詞のご依頼を受けました。本作の製作総指揮を執っていた岡田裕介氏とは映画『動乱』をはじめ数々の作品を通じての親しい仲であり、突然の別れに、驚きと無念さを感じております。今回の『いのちの停車場』は安楽死がモチーフであり、実に難事業。安楽死を施す行為とは、ターミナルケアの帰結として、その痛み或いはすでに無意味な人生からの解放なのかそれとも単に罪深い殺人なのか極めて困難な問題です。この映画でも安楽死は是か否かの問いについて解答を提供してはいません。むしろ観客の皆さんならどう考えるかと問いかけている映画ということが言えるでしょう。兎に角詩を捻り出すのに数日かかってしまいました。私としては「いのちの停車場」を、人生の終点を目的地とするバスを待つ間に、一服するか一 息ついて、ひと時「生」について考えを巡らせる場と捉え言葉を紡いでみました。悩んだ末に歌のタイトルも「いのちの停車場」そのもの とさせていただきました。この歌が映画の深みを増す一助となることを祈りつつ。■商品情報2021年5月19日()発売映画『いのちの停車場』オリジナル・サウンドトラック安川午朗、村治佳織定価:2,970円(税込)ご予約はこちら▶ 収録予定曲:「いのちの停車場」「まほろば診療所」「穏やかな最期」「昔と変わらぬ停車場」「思いの詰まったプラレール」「海の神様へのお願い」他、全25曲収録予定■映画情報映画『いのちの停車場』出演:吉永小百合松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、石田ゆり子、田中 泯、西田敏行(c)2021「いのちの停車場」製作委員会■リンク映画オフィシャルサイト ・Twitter・instagram村治佳織オフィシャルサイト村治佳織レーベル日本公式サイト
2021年03月04日吉永小百合が医師に扮するヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』より、本編映像初公開となる特報映像が到着した。都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師で作家の南杏子による同名小説を映画化した本作。金沢の小さな診療所「まほろば診療所」を舞台に、“いのち”に優しく寄り添う医師と、避けることのできない死を迎える患者とその家族が、それぞれの立場から病と向き合い、葛藤し、成長していく姿を描く。今作で122作目にして初の医師役に挑戦している吉永さんをはじめ、「まほろば診療所」メンバーを松坂桃李、広瀬すず、西田敏行。さらに、石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげるら日本映画を代表する俳優が揃った。今回到着した特報映像では、吉永さん演じる咲和子が、救命救急医として働く緊迫した場面から始まる。本作では、ある事件の責任をとって退職し、故郷・金沢へ戻り、在宅医師として再出発させることに。映像では、尊敬する咲和子を追って金沢へやってきた野呂(松坂さん)、訪問看護師・麻世(広瀬さん)、院長の仙川(西田さん)といった診療所のメンバーたちの場面が切り取られ、名曲「アメイジンググレイス」と相まって、感涙の物語を予感させる映像となっている。『いのちの停車場』は2021年5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2020年12月24日女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(2021年5月21日公開)の公開日、及びティザービジュアルが14日に、明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。公開日は2021年5月21日に決定。ティザービジュアルでは、様々な患者のいのちに“優しく寄り添う”立場である“まほろば診療所”の医療スタッフを演じる、4名のメインキャスト(吉永、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行)のモノクロの優しげな笑顔が。しかし実は写真ではなく、“えんぴつ画”で、SNS上にえんぴつで描いた様々な芸能人の似顔絵を投稿し、「リアルすぎて感動」と話題の富山県富山市在住の鉛筆画家・古谷振一によって描かれた。さらに、ティザービジュアル内には、石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげるらが演じる、咲和子(吉永小百合)の訪問先の患者やその家族の写真も載せられている。
2020年12月14日宮崎美子デビュー40周年を記念してビキニ姿を披露し、大きな話題を集めている宮崎美子。写真が収録されるカレンダー&フォトブックセットに予約が殺到し、アマゾンのカレンダーランキングでは「鬼滅の刃」を抑えて1位にもなった。■注目を集めた大きな要因「デビューから一貫して知的な清純派として、今もお茶の間の人気者ですが、やはりあのミノルタのカメラのCMが、40年たった今も鮮烈なイメージを残しているということですよね」と、ある芸能ジャーナリストは言う。ミノルタのCMとは、斉藤哲夫が歌う『今のキミはピカピカに光って』にのせ、衣服を脱ぎ、ビキニ姿になる当時21歳の宮崎の姿を収めたもの。彼女の無防備なさまを隠し撮りするような演出が大きな人気を集め、宮崎は一躍人気者になった。あれから40年、再びビキニ姿となって挑んだ今回のカレンダー&フォトブック。その定評は高く、老若男女から賞賛の声が上がっている。「年齢をまったく感じさせないみずみずしい雰囲気、宮崎さんのイメージどおり爽やかで、熟女のエロさのようなものを感じないところが注目を集めた大きな要素だと思います。そして、今回のフォトブックのカメラマンが篠山紀信さんであることも、見逃せないですね」(同芸能ジャーナリスト)雑誌『週刊朝日』の名物企画の“女子大生表紙”シリーズ。かつては篠山紀信が撮影しており、宮崎美子もそこに登場したことがCM出演やデビューのきっかけとなった。「2020年のいま、篠山さんが宮崎さんを撮る。それだけでもストーリー性がありますよね」と、前出の芸能ジャーナリストは感慨深い表情を浮かべる。■刺激よりも癒し宮崎美子は1958年12月生まれ。同年生まれの女性有名人には、萬田久子、樋口可南子、森下愛子、原田美枝子、森昌子、石川さゆり、未唯mie、仁支川峰子、小宮悦子、室井滋、久本雅美、マドンナらがいる。「今後、宮崎美子さんの衝撃的な水着写真のあとに続き、同世代の女性有名人も脱ぎ出すのではないでしょうか」と言うのは、ある雑誌グラビア担当者。「同世代だと、かつてヌード写真を撮っているのは、樋口可南子さんや森下愛子さんですね。それから近年もピンク・レディーとして活動し、全盛期以上のパワフルなダンスで話題になった未唯mieさんも変わらぬ美しさを保っています」90年代にはヘアヌード写真集が流行り、大物ベテラン女優のヌード写真集が次々と、大量に出版された。今回の宮崎美子をきっかけに、大物女性芸能人の“水着ラッシュ”は訪れるだろうか。「水着というと、石田りえさんや杉本彩さん、少し年齢が下がって高岡早紀さんなど、どうしても大人の女性のセクシーさを前面に出したものになってしまいます。ただ、宮崎さんの写真が流れを作るとしたら、ヘアヌードブームのときとは違うものになるのではないでしょうか」(前出・雑誌グラビア記者)その理由は、まさに現在の時代背景にあるという。「コロナ禍もあいまって、世間には癒しを求めたいという空気があります。ヘアヌードで興奮するよりも癒されたい、そんな側面があるのではないでしょうか」(同)どのような顔ぶれに需要があるのか、同記者が名前をあげる。「若いころのイメージや人気を保ったままで、かつ、当時から清純派な方がいいですよね。『あの清純派が脱いだ!』というのではなく、宮崎さんのようにごく自然なのがいい。となると、大場久美子さんや浅田美代子さん、麻丘めぐみさん、そして石野真子さんあたりが、昔のアイドル雑誌さながらの雰囲気で水着グラビアを披露してくれたら、大きな話題になるのではないでしょうか。また榊原郁恵さんは、現在も好感度が高いので、ポスト宮崎さん一番手ではないでしょうか」さらに年代を少し下げてみると、「南野陽子さんや早見優さん、松本伊代さん、現在ライザップのCMでシェイプアップしたボディを披露している浅香唯さん、80年代に活躍した女性アイドルたちも話題を集めそうです。いずれにせよ、宮崎さんばりに『いまも全然、劣化してない!』ということが条件になりそうですが」昔、恋をした80年代のアイドルたちに、もう一度、癒しを求めてみるのもいいかもしれない。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年10月23日「クランクアップは最終回のわずか3日前の24日の夜。東京都内のスタジオと成田空港のロケですべて撮り切りました。昨今の連ドラではめずらしい“撮って出し”状態でした」(TBS関係者)9月27日に最終回が放送された国民的ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。「収録期間はコロナ禍で撮影が休止された時期も含めると7カ月間に及ぶ“空前の大作”でした」(前出・TBS関係者)主演の堺雅人(46)もクランクアップの瞬間は感無量だった。「『このシーンを持ちまして主演の堺雅人さん、オールアップです』という声が上がると、堺さんは相好を崩してガッツポーズをし、満面の笑みで花束を受け取っていました」(ドラマ関係者)その後、“ジャイさん”こと福澤克雄監督と肩を組んで健闘をたたえ合った堺は、こう挨拶した。「もう感謝しかないです。本当に感謝と尊敬。みなさん、本当に暑いなか、最初は寒かったし……。暑いなか、寝ずに頑張ったり。毎日毎日がこんな大変ななか、よくやってくださったなと思います。おかげでとっても楽しい7カ月でした。なんか終わるの嫌だなあって感じです。本当にありがとうございました」語り終えるや、現場には大きな拍手が湧き起こった。「本当に大変な撮影だったんで、本来なら出演者もスタッフもみんな盛大に打ち上げをやりたかったんでしょうけど、まだコロナ禍の最中ですからね……。番組放送中に、新国立劇場で、南野陽子さんや尾上松也さんが出演する『半沢直樹』の朗読劇もおこなったのですが、感染防止対策のため制作側から“打ち上げNG”の要請があったのです。当面、局公認の打ち上げはできない状態です」(前出・ドラマ関係者)クランクアップの挨拶では、堺は撮影を“楽しかった”と振り返っていたが――。「正直、撮影中の堺さんのプレッシャーは半端なものではなかったと思います。局の期待が非常に大きかったので、失敗は許されない緊張感が常にありました。あの長丁場で、どのシーンでも堺さんは完璧にセリフを頭に入れ、NGもほとんどなし。共演者が間違えてもしっかりフォローしていました」(前出・ドラマ関係者)「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月28日吉永小百合が医師役で主演する映画『いのちの停車場』に出演する新たなキャストとして、石田ゆり子、伊勢谷友介、小池栄子、泉谷しげる、南野陽子、みなみらんぼう、柳葉敏郎の出演が明らかになった。今回新たに発表されたキャストたちが演じるのは、吉永さん演じる医師・咲和子が、在宅医療を通して向き合っていく患者やその家族。石田さんが演じるのは、癌を患い手術をしたが再発し、幼なじみの咲和子を頼って「まほろば」を訪れる女流プロ囲碁棋士・中川朋子。伊勢さんが演じるのは、早期回復に執念を燃やし、咲和子に最先端の治療のコーディネート役を依頼する、脊髄損傷の四肢麻痺患者で、IT企業社長の江ノ原一誠。小池さんは、末期の肺癌患者で最後まで自分らしくあろうとし、咲和子の指導に反発する芸者・寺田智恵子を。柳葉さんが、長年会えていない息子のことを気がかりに思う、末期の膵臓癌患者で元厚生労働省の官僚・宮嶋一義を演じる。また泉谷さんが、老老介護に限界を感じ、妻の治療をしようとする咲和子らに非協力的な夫・並木徳三郎役を。南野さんは、小児癌の幼い娘に迫る死を受け入れられず、新薬を使った治療を求める母・若林祐子役で参加。さらに、診療所のスタッフが集う憩いの場「BAR STATION」のマスター役をみなみさんが演じる。第一線で活躍してきた救命救急医から、まほろば診療所の在宅医師となり、慣れない在宅医療に四苦八苦しながらいのちと向き合い寄り添っていく咲和子に様々な影響を与える人々。咲和子役の吉永さんは「今、素晴らしい仲間たちと手をたずさえて歩き出しました。困難を乗り越えて、皆さまの心を打つ作品を作ります。待っていて下さい、私達の映画を」とメッセージを寄せている。なお本作は、新型コロナウィルス感染症対策を十分にとった上で、9月4日についに東映東京撮影所にて撮影を開始した。『いのちの停車場』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年全国にて公開予定©2021「いのちの停車場」製作委員会
2020年09月05日女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(2021年公開)の追加キャストが5日、明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。同作は4日より東映東京撮影所にて撮影を開始。先日吉永が在宅医療を行う医師役を演じ、その父親役の田中泯、在宅医療医師として働く「まほろば診療所」の院長・スタッフ役の西田敏行、松坂桃李、広瀬すずが、咲和子を支える共演陣として発表された。今回、新たに吉永演じる咲和子が、在宅医療を通して向き合っていく患者やその家族、いきつけのBARのマスターなどの追加キャストを発表。女流プロ囲碁棋士で癌を患い手術をしたが、転移が見つかり再発、幼馴染の咲和子を頼ってまほろばを訪れる女性・中川朋子役に石田ゆり子が決定。吉永と『北の零年』(2005)、『おとうと』(2010)以降、10年ぶりの共演となり癌患者でありながら、咲和子と幼馴染という難しい関係性を演じる。脊髄損傷の四肢麻痺患者で、IT企業の若き社長・江ノ原一誠を演じるのは伊勢谷友介で、社員のために早期回復に執念を燃やし、咲和子に最先端の治療のコーディネート役を依頼する。続いて、末期の肺癌患者で最後まで自分らしくあろうとし咲和子の指導に反発する芸者・寺田智恵子役に小池栄子、老老介護に限界を感じ妻の治療をしようとする非協力的な夫・並木徳三郎役に泉谷しげる、小児癌患者の幼い娘に迫る死を受け入れられず新薬を使った治療を求める母親若林祐子役に南野陽子が決定した。さらに、まほろば診療所のスタッフが集う憩いの場「BAR STATION」のマスター・柳瀬尚也役をみなみらんぼう、末期の膵臓癌患者で元厚生労働省の官僚・宮嶋一義を柳葉敏郎が演じる。宮嶋は最期の時間を平穏に過ごしたいと咲和子らに望んでいるが、長年会えていない息子のことを気がかりに思っている父親の面も持つ役どころとなる。○吉永小百合 コメント今、素晴らしい仲間たちと手をたずさえて歩き出しました。困難を乗り越えて、皆さまの心を打つ作品を作ります。待っていて下さい、私達の映画を。
2020年09月05日女優や歌手として活躍している中山美穂(なかやま・みほ)さん。80年代後半に、南野陽子さんや工藤静香さん、浅香唯さんとともに『アイドル四天王』と呼ばれ、絶大な人気を獲得しました。そんな中山美穂さんの現在の姿や、かつての夫との結婚・離婚、妹についてなど、さまざまな情報をご紹介します!中山美穂の若い頃と変わらぬ現在の姿に驚きインスタやツイッターを見てみると…中学1年生の時にスカウトされ、芸能界入りした中山美穂さん。1985年にドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)で、女優としてデビューしました。一方で、同年にシングル『「C」』をリリースし、歌手デビュー。以降、数々の映画やドラマに出演しながら、ヒット曲を多数リリースし、トップアイドルとしての地位を確立しました。そんな中山美穂さんの年齢は、2020年8月現在、50歳。現在も昔と変わらぬ美貌を保っており、驚きを隠せない人が多いようです。中山美穂さんはインスタグラムを定期的に更新しており、現在の姿を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る MIHO NAKAYAMA(@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 5月月16日午後7時05分PDT この投稿をInstagramで見る MIHO NAKAYAMA(@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2020年 1月月10日午後8時18分PST この投稿をInstagramで見る MIHO NAKAYAMA(@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 7月月20日午前5時50分PDT写真を見たファンからは、次のようなコメントが寄せられました。・若い頃からきれいだったけど、今も素敵!・相変わらず美しい。・今も昔も大好き!また、中山美穂さんのスタッフが運営しているツイッターでも、その姿を見ることができます。明日、10月20日(日)14:00〜放送のフジテレビ系「ザ・ノンフィクション」にナレーションとして出演します!▶︎ #中山美穂 #ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/JXXCjQBCD7 — 中山美穂 Staff (@MihoNakayamaMg) October 19, 2019 10月19日(土)放送、テレビ朝日「激レアさんを連れてきた。」への出演が決定しました!▶︎ #中山美穂 #激レアさん pic.twitter.com/VTt6nzWE3q — 中山美穂 Staff (@MihoNakayamaMg) October 11, 2019 中山美穂には息子がいる?かつての旦那は辻仁成2002年に、作家・ミュージシャンの辻仁成さんと結婚した中山美穂さん。どうでもいいことですが、新しい一年になり、心機一転、気分一新、アイコンを変えてみました。ずっとグラサンのアイコンでしたからね。中身は相変わらずのずっこけ父ちゃんですので、ご安心を。笑笑。 pic.twitter.com/fxy4hLSZJJ — 辻仁成 (@TsujiHitonari) January 24, 2020 その後、フランス・パリに移住し、2004年に長男を出産しました。しかし、2人は2014年に離婚。サンケイスポーツによると、子供の親権は辻仁成さんが持つことになったようです。辻はブログで「今後は息子とふたりで生きていくことになります。ぼくと生きたいと望んでくれた息子の気持ちにこたえられるよう、父親としても頑張りたい」とつづっており、親権は辻が持つようだ。サンケイスポーツーより引用ちなみに、辻仁成さんは1995年に女優の南果歩さんと再婚し、一児をもうけましたが、2000年に離婚しています。中山美穂の妹は中山忍中山美穂さんの妹は、女優として活躍している中山忍(なかやま・しのぶ)さんです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 中山忍official(@_shinobu_nakayama_)がシェアした投稿 - 2020年 2月月19日午前5時19分PST中山忍さんは、1988年にドラマ『オトコだろッ!』(フジテレビ系)で女優デビュー。さらに、同年にはシングル『小さな決心』をリリースし、歌手デビューしました。そんな中山忍さんは、2019年3月18日に更新したインスタグラムで、姉の中山美穂さんとのツーショットを公開。 この投稿をInstagramで見る 素晴らしい夜でした✨ 私の姉は、こんなにも真摯に、ステージに立つのですね。 たぶん…震えるような緊張と心踊る喜びと感謝。 その気持ちの揺れまでもが胸に迫る時間でした。 ちょっと泣きそうになったよ。 そう言おうとして楽屋前で待っていた 妹の顔を見た瞬間、爆笑する姉…。 感動した事は言わないでおくことにしたよ笑笑 お疲れさま!とハグした姉の華奢さと ステージ上でのエネルギー溢れる姿とのギャップに 驚きつつ、やっぱりうちのおねえやんはすごいなぁ、 とあらためて感じた名古屋の夜でした 姉を支え応援してくださるみなさまに感謝です✨ 2019.3.16 名古屋 中山忍official (@_shinobu_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 3月月17日午後9時18分PDT写真を見たファンからは「素敵な美人姉妹」「最高のツーショット」といった絶賛のコメントが寄せられました。中山忍さんについては、こちらの記事でもご紹介しています。中山美穂の妹・中山忍も女優って知ってた?子供時代のツーショットを公開中山美穂はドラマ・映画に多数出演豊川悦司と共演も女優として、数多くの作品に出演している中山美穂さん。中山美穂さんがこれまで出演した、主な映画やドラマはこちらです。映画『ビー・バップ・ハイスクール』『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』『どっちにするの。』『波の数だけ抱きしめて』『Love Letter』『東京日和』『サヨナライツカ』『新しい靴を買わなくちゃ』『蝶の眠り』『愛唄 ー約束のナクヒトー』ドラマ『夏・体験物語』(TBS系)『な・ま・い・き盛り』(フジテレビ系)『ママはアイドル!』(TBS系)『君の瞳に恋してる!』(フジテレビ系)『すてきな片想い』(フジテレビ系)『For You』(フジテレビ系)『眠れる森』(フジテレビ系)『Love Story』(TBS系)『ホーム&アウェイ』(フジテレビ系)『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系)ちなみに、映画『Love Letter』とドラマ『Love Story』では、俳優の豊川悦司さんと共演。2人は、2020年1月公開の映画『ラストレター』でも共演しています。映画『ラストレター』特報2また、中山美穂さんは、2020年1~2月にかけて放送されたドラマ『彼らを見ればわかること』(WOWOW)で、内田百々子役を演じました。\✨1/11(土)よる10時スタート✨/「 #連続ドラマW #彼らを見ればわかること 」番組詳細⇒ 豪華キャストが紡ぐ夫婦と家族たちの物語。新しい家族観を問い掛ける大人のドラマ! #WOWOW #第1話無料放送 #中山美穂 #木村多江 #大島優子 #上地雄輔 #長野博 #生瀬勝久 pic.twitter.com/XZ9ulrf2KG — WOWOWオリジナルドラマ (@drama_wowow) January 4, 2020 中山美穂は『ツイてるね ノッてるね』『ただ泣きたくなるの』など多数の『歌』をリリース数々の映画やドラマに出演する一方、歌手として多くのヒット曲をリリースしている中山美穂さん。中山美穂さんがこれまでリリースした、主なシングルやアルバムはこちらです。シングル『BE-BOP-HIGHSCHOOL』『ツイてるね ノッてるね』『派手!!!』『CATCH ME』『人魚姫 mermaid』『Midnight Taxi』『世界中の誰よりきっと』(中山美穂&WANDS)『ただ泣きたくなるの』『HERO』『LOVE CLOVER』アルバム『SUMMER BREEZE』『ONE AND ONLY』『CATCH THE NITE』『angel hearts』『All For You』『Mellow』『Pure White』『OLIVE』また、2019年12月にはアルバム『Neuf Neuf』を発売。同年12月4日放送の音楽番組『2019 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では、同アルバムに収録されている楽曲『色・ホワイトブレンド』と『君のこと』を披露しました。 この投稿をInstagramで見る 12月4日(水)よる6:30〜 約5時間の生放送 FNS歌謡祭第1夜 第3弾企画発表 #中山美穂 が名曲『 #色・ホワイトブレンド 』を フジテレビで24年ぶりに披露! 今年デビュー35周年 20年ぶりのニューアルバムから 新曲を音楽番組初披露! 公式ハッシュタグは #FNS歌謡祭 です⭐️ #令和初のFNS歌謡祭 #45周年 #MCは #嵐 の #相葉雅紀 & #永島優美 アナ FNS歌謡祭【公式】 (@fns_kayosai)がシェアした投稿 - 2019年11月月28日午前3時20分PST中山美穂さんの今後の活躍も応援しています!中山美穂 プロフィール生年月日:1970年3月1日出身地:東京都血液型:O型身長:158cm中学1年生の時にスカウトされ、芸能界入り。1985年にドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)で、女優としてデビュー。一方で、同年にシングル『「C」』をリリースし、歌手デビューした。以降、数々の映画やドラマに出演しながら、ヒット曲を多数リリースし、トップアイドルとしての地位を確立。80年代後半には、南野陽子や工藤静香、浅香唯とともに『アイドル四天王』と呼ばれ、絶大な人気を獲得した。[文・構成/grape編集部]
2020年08月31日