笑い飯・哲夫、仏教通が語る“煩悩”との向き合い方 コロナ禍で心に響く教えも
の教えがありますね。たびたび芸能人の不倫が報じられますが、仏教の観点から不倫に対してどんな考えをお持ちですか?
芸人目線で言うと、男の芸人が結婚していても、少々女性と飲みに行くくらいは許してくださいと思っています(笑)。なぜなら、相手の女性もすごく楽しめるであろうから。Win-Winというやつです(笑)。
――芸能界だと、そういうお付き合いも必要なのかな…と思ったりします。
最近はね、「女遊びは芸の肥やし」と言えなくなってきているけれども、そこは一つ、今後もそちらでお願いしたい(笑)。Win-Winなので。
――今は新型コロナウイルスに対して不安を抱く人々が多いです。
仏教では、こういった災厄に関して、どんな教えがあるのでしょう?
四苦(しく)というのがあって、生老病死。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことというのが、四つの大きな苦しみで、そこにノミネートされているのが病ですから、そこはもう受け入れないと仕方ない。でも今、皆が予防しているから、いつも冬場は毎回、インフルエンザになったっていう人を聞いていたんですが、今年は周りでインフルエンザになった人を聞いていないんですよね。