2014年12月4日 10:30
今年のインフルエンザの傾向と効果的な6つの対策方法
電車の中でマスクをしている人が増え、そろそろインフルエンザの流行が気になり出す時期になってきた。特に今年は、夏の終わりにデング熱が発生し、今なお世界的な問題となっているエボラ出血熱が流行するなど、感染症が話題になった。そんな1年の年の瀬にインフルエンザに泣かされないよう、早めに予防と対策を考えるようにしよう。
○インフルエンザの予報のメカニズムは、天気予報と酷似?
テレビニュースなどで、「今年は、●●型のインフルエンザが流行の兆し」というトピックスを目にしたことはないだろうか。実はこの予報、天気予報と同じように地球規模で予測しているのをご存じだろうか。
インフルエンザは、空気が乾燥する冬場に流行しやすい特性がある。この特性から、日本が夏の時期に冬を迎えている南半球において、「どのようなインフルエンザが流行したのか」という傾向をみて、その後の感染傾向などを鑑みて予測を立てていくわけだ。
予測によって、ワクチンの生産などを考え、早めに予防することも可能になった。
今年は、5年前に新型インフルエンザとして流行した「H1N1型」が流行するのではという予測がされている。他に、「A香港型」という名前で有名な「H3N2型」