短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第10回) - 日本語が加わったビルド9926登場!
そして「Windows 10プレビュー版はWindows RT 8.1で動作しない」という記述も注目すべきだろう。
こちらのWebページにあるアップグレードシナリオの説明どおり、現在のWindows 10プレビュー版はIntel系CPUを対象とし、ARMプロセッサは未サポートだ。さらに海外メディアが報じているようにWindows RT向けWindows 10はフルバージョンではなく、Windows 10の機能をいくつか含むエディションをリリースするようである。筆者を含むWindows RTユーザーには気になるところだが、Windows Phone 8にアップグレードできないデバイス向けに一部機能を備えたWindows Phone 7.8をリリースする形を取ると見るのが適切だろう。
●アップデート後に言語パックで日本語化
○アップデート後に言語パックで日本語化
さて、Windows 10の開発は以前の記事でも述べたように「Ring Progression」と呼ばれる開発工程で進んでいるため、ビルド9926へのアップデートも直接実行できる。ただ、本稿をお読みになる読者の多くは日本語を選択すると思われるものの、Windowsは基本的に異なる言語間でのアップグレードインストールをサポートしてこなかった。