くらし情報『蒼井優、映画デビュー20年目の現在地「人生は楽しいほうが絶対いい」』

蒼井優、映画デビュー20年目の現在地「人生は楽しいほうが絶対いい」

そうですね。意外とちゃんとやってたんですね(笑)。

○■「何が幸せなのか」、鑑賞後に話し合ってほしい

――物語が進むにつれ、聡子は、内部がどんどん激しくなっていきます。共感しましたか?

今回は聡子のなかに入って想像しようとすればするほど、しんどかったんです。頭で理解しようとすると、私はそれやらないなみたいなことを結構やる人ですし、何より、背負っているものとか、触れているものとか、突きつけられているものが、あまりにも想像を絶しているので。アイスを食べて幸せだなと思っているような自分には、到底抱えきれないような人生。だから理性で見るのはやめようと思いました。聡子は時に極端な行動に出たりすることもありますが、そこは理解できました。
彼女なりの筋を通した結果だなと。

――完成した作品をご覧になって感じたことを教えてください。

受け取り手によって、捉え方がどうとでもなる作品だと思います。観終わってから、誰かとぜひ話し合ってほしいと思いました。「何が幸せなのか」とか。自分の生活にちょっと置き換えて考えてほしいです。ただ聡子に関しては、どうしても直視できないんですよね。今度映画に出ることがあったら、ああしようこうしようとか反省点が出てきて落ち込むので、半目で見るくらいです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.