三吉彩花&伊藤沙莉、実は小学生から深い仲「私は24歳」「え、2コ下なの?」
流れに逆らえずに。特にあの時代は恋愛結婚でもないから、倫子は「自分に当たった人はかわいそうだな」とも思っていた。それが雷と出会って、黒だったものが真っ黄色になったくらいに、パンって何かが跳ね上がった。その変化は大事にしたいと思いました。それと倫子はピュアではあるけど、弱い人間じゃないと感じました。
――そうですね。しっかり支えになっていました。
伊藤:自分とはまた違うベクトルで自信のなさを抱えた雷が目の前に来て、倫子の根っこにあった強さが出てきたというか。
じゃなきゃ、雷を支えられない。そうした強さもどこかに垣間見えたらいいなと思いました。あと、強く見える弘徽殿女御にも弱い部分があって、クッとこらえているのが伝わるから、かっこいい女性に見えるんだと思います。完全無欠の鉄でできた女性ではない。それを三吉さんが、すごくステキに演じられてました。あ、すみません、「さん」付けでやらせていただきます。
三吉:えー、やだ。こちらこそすみません(笑)。
○■仲良しの二人の出会いは2007年のドラマ
――おふたりは劇中での共演シーンはありませんでした。
伊藤:そうなんですよ。そうそう、弘徽殿女御の登場シーン。