2020年11月22日 10:30
ジャルジャル福徳、又吉と連載並び「比べるものになったらあかん」もがいて見つけた自分流の文章
こいつらほんまにコント好きなんやな、尖ってないんやなって、世間の目が変わった気がします」
このたび小説家としての顔も加わった福徳。「こんな真面目な本を書いたやつがコントでふざけてたら、それはフリになっておもろいと思うし、コント中にふざけまくっているやつが、こんな真面目な本を書いているとなると、それもフリになる。お互いがフリになっていいなと思います」と二刀流のメリットを語る。
小説執筆とコント作りに関しても、お互いに刺激があるのだろうと思ったが、「それはあんまり感じてない」という。「ネタはジャルジャルとして2人で作りますし、そのときはジャルジャル脳。小説を書くときは福徳秀介の脳。全然違うと思っています」
福徳にとって大きな人生の転機となるであろう2020年。思い描く将来像を尋ねると、「芸人としてはコントをやり続けていくというのが最大の目標です」とブレない。
小説に関しては何か野望があるのか。「何かを狙うとかそんなことはおこがましいです。ただ、自分の本が誰かの思い出になる一冊になってくれたらうれしいなと願っています」と答えた。
早くも小説第2弾を期待してしまうが、まだ白紙だという。「書けるであればまた書きたいですけど、アマチュア作家なので、まぎれもなく時間をかけなあかんと思っています。