2015年5月11日 16:37
30代女子が結婚するためのマネー講座 (9) 結婚が決まったらやっておくべきこと(2)--お金の管理で揉めないためには…
そうなった時に、改めて夫婦のお財布を別にしている不便さに気づき、
「ああ、最初から一緒にしておけばこんな気苦労は無かったのに」と思うのです。
更に、お財布が別々だと、家庭でお金をいくら持っているのかが把握しにくく、実は老後の資金が全く足りていないのに、自分自身のお金に余裕があるからと、先のことを考えずに浪費していて、そのことに気づきにくいことも問題です。
○一番大変な事態は、お財布が別々のまま老後を迎えた場合
そして一番大変な事態は、お財布が別々のまま、老後を迎えた場合です。
私たち30代の老後というのは、今から30年以上先の話ですが、年金の受給額は減っていることでしょうし、退職金も出るかどうか分かりません。
夫婦二人とも仕事を引退し、いざ、老後の生活になった時に、お互いの資産状況が分からないままで果たして生活できるでしょうか。
老後貧困という言葉があるように、資産が先細りになる可能性があるのですから、老後こそ、夫婦が助け合って一緒に生活するべきなのです。
その時になって突然、お財布を一緒にして、お金の使い方を一変するのは大変な苦労が伴いますから、どうせ将来一緒にするなら最初から一緒にしておきましょう。