くらし情報『エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (321) ギャンブルに見るダメ人間0.2』

2015年6月12日 09:55

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (321) ギャンブルに見るダメ人間0.2

になれません。パチプロで、パチンコライターの草分け的存在の故・田山 幸憲氏は、パチンコ台の釘の傾きを記憶し、日々の調整による「流れ」から「ホールの意図」を見抜くことで、勝率を高めようとしていました。

勤勉さに記憶力、想像力を用いた勝負の世界がそこにあります。どんな世界でも「プロ」となり、「プロ」であり続けるためには努力が求められるのです。かつて筆者は「パチプロ」の端くれをしていたことがあります。

そしてパチプロより、会社員の方が何百倍も不真面目にしていても、お金が貰えると気がつき、社会復帰したのはいまから20年以上前の話です。

講座には構造的に3つの致命的欠陥があります。ひとつはお笑いタレントが指摘した「学び」で、ふたつ目が「友人からのお金の借り方」という講座のあるところ。
しかも講座の中で、"借りたら感謝(週刊新潮)"と心得まで説いています。

この講師は、不良に憧れる学級委員のように、クズに憧れる善良な市民ではないでしょうか。ならば「クズ0.2」です。

先のラジオ番組で共演していた別のお笑い芸人は「親や嫁の金を盗んで博打に使うのがクズ」と持論を展開。クズとは、他人の財布の中身を、自分のものと考えます。

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