25周年のTEAM NACS、“5人で舞台に立つ喜び”改めて実感 掛け合い「たまらない」
森崎:私たちは稽古のときからPCR検査で陰性を確認しながら、綱渡りの状態ではありますが、なんとかエンタメを成立させようと必死になってゴールに向かって頑張っているところです。この状況でも舞台に上がれる、その幸せをしっかりかみしめ、ともに喜びを分かち合うことが難しい状況ですが、その分、舞台の上でお客様に最上の喜びをお伝えしたいと思っています。お客様も、行くべきか行かないべきか大変迷われながら、しっかりと感染対策をしてお越しくださっている。これはもう団体戦。なので、最後の最後まで気を抜かずに務めたい。それが唯一であり、最上の願いです。
■TEAM NACS(チーム・ナックス)
北海学園大学演劇研究会出身の森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真により結成された演劇ユニット。1996年に初めて作品を上演し、2004年に初の東京公演を敢行。
以降、公演を重ねるごとに着実に動員数を増やし、2021年の第17回公演『マスターピース~傑作を君に~』は全57ステージで約7万人動員予定。メンバー個々でも俳優としてドラマや映画、バラエティ番組など、幅広く活躍している。
■TEAM NACS第17回公演「マスターピース~傑作を君に~」