2016年1月28日 09:00
若き起業家たちの夢とその戦略 (18) 無駄なプライドはいらない - 知識や経験はビザスクで世界と共有する時代へ
でも、ECに詳しい方に話を聞いてもらい、アドバイスをいただくと、ビジネスそのものをわかっていないと、1時間ほどダメ出しをいただいてしまい……(苦笑)。前職でECを担当していたので、理解できていると思っていたのですが、甘かったようです。
でも、そうやって、なぜ私のアイディアが良くないのか解説してもらっている瞬間に「そうか! これだ!」とピンときました。これって、まさにコンサルそのものなんですよね。
海外にはその道に詳しい人にヒヤリングするサービスが実際に存在し、ビジネスとして成り立っていました。これを知り、こういったサービスであれば、お金を払って教えてもらう側、知識を惜しみなく提供する側、双方にニーズがあると確信しました。自身も起業に悩んでいる身だったので、これは良いアイディアだなと。2012年春ごろの話です。
加えて、「SHARE」というベストセラー本からも影響を受けました。内容に共感し、知識はシェアするものだと実感したんです。その後、シェア関連の言葉が流行り、クラウドソーシング系のサービスを見ていると、エンジニアやデザイナーがスキルをアピールして個人で仕事をとっている姿に感銘を受けて。