2016年6月12日 12:00
山本耕史の"二番手"は、なぜ視聴者の心をつかむのか? - 12年の時を経て『真田丸』石田三成と『新選組!』土方歳三が融合
だから『真田丸』の三成が、どんなに冷酷な振る舞いを見せても、視聴者から嫌われることはないだろう。これまで多くの俳優が演じた、ひたすら憎たらしい石田三成とは明らかに異なる。『真田丸』の視聴者はもう"山本三成"の魅力に取りつかれている。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
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