くらし情報『内村光良、負けの美学と職業観「仕事減る恐怖を背負い、楽しさ追求」 - 番組打ち切り悔しさバネに』

2016年10月21日 10:00

内村光良、負けの美学と職業観「仕事減る恐怖を背負い、楽しさ追求」 - 番組打ち切り悔しさバネに

内村光良、負けの美学と職業観「仕事減る恐怖を背負い、楽しさ追求」 - 番組打ち切り悔しさバネに

●新しいことにチャレンジしたい
「内村光良」を思い浮かべてみる。笑っている。仏様のような微笑みだ。『笑う犬』や『やるならやらねば!』を観ていた遠い記憶を手繰り寄せても、彼が身にまとう"優しさ"は変わらない。3作目の映画監督作となる『金メダル男』(10月22日公開)は、そんな彼の魅力を知るためには良い教材なのかもしれない。

2011年に上演された内村の一人芝居『東京オリンピック生まれの男』(11年)が原案となった本作は、あらゆるジャンルで「一等賞」を目指す主人公・秋田泉一の物語。内村が成人時代、Hey!Say!JUMP・知念侑李が少年時代を二人一役で創り出す人物像は、「挫折の責任は、周りではなく常に自分」という凛々しさと潔さにあふれている。

私にとっての優しい人・内村光良(52)は、一人芝居、映画、小説を通して、「競争で1位を目指す男」から一体何を伝えようとしたのか。
今回のインタビューはその答えを探ることが目的だったが、根底にあった「負けの美学」こそ芸能界の荒波を生き抜いてきた原動力、そして「仏様のような微笑み」の下地になっていたと知る。

○一度は暗礁に乗り上げた映画化

――本作は、2011年上演の一人舞台『東京オリンピック生まれの男』(11年)

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