くらし情報『内村光良、負けの美学と職業観「仕事減る恐怖を背負い、楽しさ追求」 - 番組打ち切り悔しさバネに』

2016年10月21日 10:00

内村光良、負けの美学と職業観「仕事減る恐怖を背負い、楽しさ追求」 - 番組打ち切り悔しさバネに

○一瞬の竹中直人に8テイク

――映画には新人からベテランまで、個性豊かな役者がそろいました。どのような流れでキャスティングを?

プロデューサーを通してお願いしました。舞台をやっている時から、「小学校の担任は大泉(洋)くん」「校長先生は竹中(直人)さん」みたいに浮かぶ方もいて。だから、お二人が実現したのはうれしかったですね。大泉くんと竹中さんは当て書きでした。あとはココリコの田中(直樹)も先生役にいいかなと思って、高校の担任役は田中を想定して書きました。今回出て下さったみなさんは、達者な方ばかり。こちらの意図を汲み取って下さるのが早かったので、どのシーンもすんなり撮り終えることができました。
なので、役者さんで苦労した記憶はないんです。

――竹中さんは、ほんの一瞬の登場でしたね(笑)。あれでもテイク8ぐらい(笑)。申し訳ないことをしたなぁと思います。実はその日がクランクインで。私もテンパっていたんでしょうね。たくさん撮っておかないと、心配だったんだと思います。やっぱり「一発OK」は本当に勇気がいります。
竹中さんは千葉の奥の方まで来ていただいて。たった一言のために(笑)。ありがたかったです。

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